極上のホテルで味わう素朴なイタリア伝統料理を、アマン東京の レストラン「アルヴァ」にご注目を。

  • 文:外川ゆい

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「ラディッキオと有機蕪のインサラータ」。イタリアの冬野菜、ラディッキオと国産のカブを合わせた一品。

1988年にタイのプーケット島にアマン初のリゾート「アマンプリ」が開業してから30年。節目の年を迎えた2018年、アマン東京の「ザ・レストラン by アマン」が、新たなコンセプトのイタリアンレストラン「アルヴァ」に生まれ変わりました。

店名に掲げる「アルヴァ(Arva)」とはラテン語で、英語の「Harvest」の語源。伝統的なイタリア料理への回帰をテーマとし、山や海で収穫した季節の恵みを活かした、シンプルな味と素朴なプレゼンテーションの料理を楽しめます。「アルヴァ」は、アマン東京だけでなく、昨年10月にアマンヴェニスでスタートし、プーケットのアマンプリ、上海のアマンヤンユンに続き、モンテネグロのアマン・スベティステファンでも展開。共通コンセプトのもと、それぞれの土地の季節の食材を使ったオリジナルメニューを提供しています。

アマン東京で総料理長を務めるのは、イタリアで17年間、研鑽を積んだ平木正和シェフ。ミラノ、カプリ島、トリノやローマなどイタリア各地で修行し、ガストロノミーからマンマの味までさまざまな料理に触れました。また、ヴェネツィアの5つ星高級ホテル「ザ・バウアーホテル」では総料理長を務めました。

メニューのコース名には「Naturale(自然)」「Terra(大地)」「Stagione(四季)」「Raccolta(収穫)」「Coltivale(栽培)」といった「アルヴァ」のコンセプトを象徴するキーワードを使用。ディナーコースの「Raccolta(収穫)」では、テーブルでゲストと会話をしながらスタッフが取り分けるといったインタラクティブなサービスも行っており、イタリアの食卓の温かい雰囲気を楽しめます。オープンを皮切りに、「アルヴァ」ではさまざまなイベントも展開される予定です。訪れて、豊かな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「ラビオリ カチョ エ ペペ 黒胡椒とペコリーノロマーノ」。口に入れると、中に詰まった芳醇なソースがあふれ出します。一般的にはロングパスタでつくるメニューですが、ラビオリにすることで新鮮な印象に。

「カマスのグリル カリフラワーのアッローストとアッチューガ」。じっくりと火を入れたカリフラワーは、驚くほど優しい口当たり。目の前でサーブされるパフォーマンスが臨場感たっぷりです。

地上33階に位置するレストランからの眺めは格別です。ランチコースは4,900円~、ディナーコースは14,000~。アラカルトで注文も可能。

イタリアンレストラン 「アルヴァ」

東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー アマン東京 33F
TEL:03-5224-3339 ※予約受付は9時~21時
営業時間:11時30分~14時30分、17時30分~22時L.O.
無休
amantokyo.com