デザートまで肉! 究極の肉尽くし料理店。
BERLIN ベルリン

デザートまで肉! 究極の肉尽くし料理店。

文:河内秀子

「クンペル定食」9ユーロ。ねっとり濃厚な豚の脂身に甘酸っぱい自家製ピクルスが合う。38度ときつめの蒸留酒もセットだ。photograph by Gianni Plescia

ベジタリアンが増え続けていたドイツだが、再びおいしい肉への欲求が高まっているのか、前菜からデザートまで全品に“肉”を使うレストラン「クンペル&コイレ・シュパイゼヴィルトシャフト」を精肉店がオープンして話題に。こだわりの精肉店が営むだけあってさまざまな種類を楽しめる。たとえば南ドイツ古来種の香り高い豚のタルタルにピクルス、スピリッツを添えた人気の「クンペル定食」をはじめ、旨味が濃いラム肉のグリル、舌の上でとろける鹿肉の煮込みなど。月替わりのメニューには、ストレートに肉を味わう料理が並ぶ。デザートには、豚の脂身を揚げた菓子やラードのクランブルといった珍しいものも。肉好きが集う人気スポットだ。

Kumpel&Keule Speisewirtschaft

Skalitzer Strasse 97, 10997 Berlin
最寄り駅:GÖRLITZER BAHNHOF 
営業時間:16時~22時 
定休日:日、月 
www.kumpelundkeule.de/speisewirtschaft

デザートまで肉! 究極の肉尽くし料理店。