料理で世界の輪を広げるシリア料理の女王は、元司会者⁉
BERLIN ベルリン

料理で世界の輪を広げるシリア料理の女王は、元司会者⁉

文:河内秀子

シリア伝統のレシピをドイツでも身近な食材でアレンジした、スパイスとチーズが香る「シシ・バルファカー」18ユーロ photograph by Gianni Plescia

シリアでは「料理芸術の女王」と称されたジャスマティ。いまやドイツ語のレシピ本も出版。 photograph by Gianni Plescia

移民問題で揺れる欧州の中でも、突出して多くの難民を受け入れてきたドイツ。特に2015年は100万人を超える記録的な年だった。シリア難民のマラケー・ジャスマティもそのうちのひとりで、トランクいっぱいにスパイスを詰め、故郷ダマスカスを後にした。そんな彼女が苦労の末に開業したレストラン「マラケー」は、エキゾティックなのにどこか懐かしい味わいで、早くも人気を集めている。
実は彼女、シリアの反体制派テレビ局で放送されていた料理番組の司会者で、アラビア語圏では名前を知らない人はいない超有名人。「料理は愛を込めたコミュニケーションの手段」と言うジャスマティ。おいしい料理を通じ、世界中の人々を結びつけたいと願っている。

Malakeh Restaurant

Potsdamer Strasse 153, 10783 Berlin
最寄り駅:BÜLOWSTRASSE
TEL:0176-2216-0998
営業時間:15時~23時(火~金) 12時~23時(土、日)
定休日:月
http://malakehrestaurant.de

料理で世界の輪を広げるシリア料理の女王は、元司会者⁉

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