人気のロゴ入りスウェットシャツ? いえ、「ヴェネルタ ニットウェア」です!

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    「NEW YORK CITY」を編みでつくったセーター。¥25,920

    アメカジ~プレッピーの流行と、90年代リバイバルの流れが合体した時代性を受けて、ビンテージふうのロゴ入りスウェットシャツが大人気です。スウェットシャツがブレイクしたきっかけは、あの新生「KENZO」がコレクションで発表してモード界の話題をさらったことも大きな理由でしょう。いまは主に若い女性を中心に懐かしの「NEW YORK CITY」などのロゴ入りがヒットしているワケですが、大人の男性が着ると「休日のトレーナー(死語)」になってしまいがち。そこで!ツボを突く発想のデザインを展開するブランドが登場しました。「ヴェネルタ ニットウェア(VENERTA knitwear)」といい、クリエイティブデザインユニットJOSEPH D/Cと、イタリアで働いていたRIHO ICHINOSEの両者が手がけています。
    古いスウェットシャツをニットで再現しているだけでなく、モードとして洗練させた落し込みを行っているのがハイセンス。上写真のセーターでのロゴは、手編みインターシャ機と機械編みインターシャ機を使い分けた「グラフィカルインターシャ」という技法によるもの。オーセンティックな表情の正面に対し、後ろ姿ではアームと身頃をつなぐ部分に凝った編み模様も見られます。人が着たときの印象を左右する立体感がきちんと考えられているのです。その後ろのネック下には遊び心で、ブランドロゴを型押しした小さな白い革パーツが縫い付けられています。
    この秋冬よりレディスを含め、「ユナイテッドアローズ」「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」「エディフィス」「ビームス」「ジャーナル スタンダード」「ドゥーズィエムクラス」「アクアガール」などなど日本のセレクトショップを席巻する勢いで展開されますから、店頭でどうぞ手にとってみてください!(写真ともに 高橋一史)

    秋冬国内展示会でのディスプレイ。

    「ミシガン大学」を思わせるセーターは、透かし編みでスポーツウェア用素材を表現。¥28,080

    問い合わせ先/アルーナ TEL:03-6808-1098