ムートンブーツのDNAを継ぐアグのふわもこサンダルで、家もキャンプも快適に!

ムートンブーツのDNAを継ぐアグのふわもこサンダルで、家もキャンプも快適に!

文:高橋一史

アグの新作ボア素材サンダル「フラッフ ザット」。ベルクロストラップで幅を調整できる。サイズ展開はハーフサイズなしの23〜29cm。2色ともに¥19,800(税込)

冬になると毎年街に出没するのが、ぺたんこソールのムートンブーツを履いて軽やかに歩く “アグ女子”。ファッション誌「ハーパーズ バザー」の2021年1月29日付オンライン記事「2000年代に大流行したアグブーツがおしゃれセレブの間で人気再燃!その理由は?」によると、アグがまた大きく注目され世界のセレブリティが愛用しはじめているという。パンデミックで生活様式がニューノーマルにシフトし、皆がリラックスアイテムを好むようになった結果のようだ。快適さを追い続けるカリフォルニア発のこのシューズブランドの真価がいま発揮されている。

アグのラインアップのなかで今夏に注目されるのが、ふわもこサンダルの「フラッフ」シリーズ。クッション性が高く足に優しく、男性サイズにも対応するこのサンダルを見逃す手はない。アグならではの優れた点は、アッパーが天然ウール素材なこと(ウール80%、リヨセル20%)。フリースなどの一般的なボア生地は石油由来のアクリル素材で、ムレやすい欠点がある。羊毛のウールは汗を吸収発散するから履物にぴったりの素材といえるだろう。匂いもつきにくくベタつかず、素足で履いても爽やかだ。なおアッパーに混紡されたリヨセルも、肌なじみがいい木材の再生繊維である。

ダボッとした旬の服装との相性のよさで履くもよし、家やキャンプで内と外とをシームレスにつなぐ便利アイテムとして愛用するもよし。秋になったらソックス姿で足入れすれば真冬までOKだ。ただし見た目はボリューミーでも内側はコンパクトなつくりなので、厚手ソックスを穿きたい人や足幅が広い人は1~2サイズアップするのがベター。オンライン購入のさいはぜひ頭に入れておこう。

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