自社開発の“エコレザー”を採用した、デンマーク発のバックパック

  • 写真:加藤佳男
  • 文:小暮昌弘

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写真:加藤佳男 文:小暮昌弘
TREND | 2020SS/081

自社開発の“エコレザー”を採用した、デンマーク発のバックパック

ECCO / Leather Bagpack

全体のフォルムやポケットの配置が独特な「UTW63716」。バックパック(H42×W35×D15㎝)¥66,000(税込)/エコー(エコー・ジャパン TEL:0120-974-010)

デンマーク生まれのエコー。日本では靴で名を馳せるブランドだが、グループ企業に革新的なレザーを製造する会社をもち、自社でレザーアイテムを製造するだけでなく、世界有数のブランドにもプレミアムなレザーを提供している。すべてのレザーが環境に配慮して製造され、世界中できわめて高い評価を受ける。今回取り上げたバックパックに使われているのは、まるで大理石のような光沢を備え、経年変化の美しさが楽しめるヴェスパーレザーだ。デザインを担当したのは、あのヴァージル・アブローとの共同プロジェクトから生まれたスニーカーで話題を集めた、世界的デザイン集団「スタジオヘーゲル」。レザーと思えない膨らみとやわらかさが表現された見事なプロダクトに、思わず脱帽。

イノベーティブなバックパックのデザインに合わせ、各所に使われるパーツは機能を重視したものが使われている。

こちらは「アーバンハイカー」というモデル。紙のように薄く軽量で、驚くほどの強度をもつ。「FSDX ダイニーマ」と呼ばれる革新的な最新レザーが使われている。バックパック(H48×W31×D14.5cm)¥115,500(税込)/エコー(エコー・ジャパン)