武骨さを一蹴した、 上品な「レッド・ウィング」のブーツに恋をする。

  • 写真:加藤佳男
  • 文:高橋一史

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写真:加藤佳男 文:高橋一史
TREND | 2019AW/050

武骨さを一蹴した、 上品な「レッド・ウィング」のブーツに恋をする。

RED WING × BEAUTY&YOUTH / Suede Boots

素材は素朴な風合いのあるスエードレザー。11月上旬発売予定。¥36,000(税抜)/レッド・ウィング×ビューティ&ユース(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店 TEL:03-5428-1893)

2019年秋冬のファッションスタイルに関して、ひとつの疑問があります。それは、「ボリュームのある服装を足元で支えるのにふさわしいのは、ダッドスニーカーかワークブーツか?」ということ。答えは二分されそうですが、エッジーな感性の大人はワークブーツを選ぶのではないでしょうか。スニーカーの快適さをスポイルしてでも、重厚で貫禄のあるブーツに新鮮な魅力があるからです。ここに掲載した一足はアメリカのワークブーツの代名詞、「レッド・ウィング」が製造したもの。人気セレクトショップの別注により、シックなオールブラックに生まれ変わりました。アイレットの数も増やされ、これまでになく洗練された表情をまとっています。武骨な味のあるレッド・ウィングが、都会履き仕様に品よく格上げされた “傑作” と呼びたい一足です。

同梱された2種類の靴紐のうち、上写真の茶系タイプを使えばトレッキングシューズふうにアレンジできます。

アイレットの金具、各ステッチ、ソールまで徹底して黒で統一。カジュアルながらシックにも履けるお得感も嬉しい一足。