デサント オルテライン × グローバーオール × 水沢ダウン!? 超ハイスペックなダッフルコートが登場。

  • 写真:加藤佳男
  • 文:高橋一史

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写真:加藤佳男 文:高橋一史
TREND | 2020AW/100

デサント オルテライン × グローバーオール × 水沢ダウン!? 超ハイスペックなダッフルコートが登場。

DESCENTEALLTERRAIN × GLOVERALL / Waterproof Duffle Coat

シルエットは身体の熱を逃さないタイトフィット。¥154,000(税込)/デサント オルテライン×グローバーオール(デサント ブラン 代官山TEL:03-6416-5989)

1970年代スタイル再燃の余波からか、この時代に流行したダッフルコートがいま再び注目を浴びている。ここに掲載するのは、機能とデザインともに個性的な逸品だ。防水性と防寒性を極めた水沢ダウンのスペックに準拠した、野山で着られる一着なのである。さらにイギリスのダッフルコートの老舗、グローバーオールとのコラボというオマケも付く。定番の「モンティ」が型のベースになり、木製トグルと麻紐もモンティのパーツだ。表地はウール調の化繊で、裏地には光を熱に変換する「ヒートナビ」を採用。内側にはショルダーハーネスが付き、脱いでバックパックのように背負うこともできる。軍モノだったダッフルコートの出自をいまに継承する、男のタフなギア的ウエアだ。

野山を歩くハンティングジャケットに使われるショルダーハーネスを内側に装備。ファスナーでフードをコンパクトに調整できる「パラフードシステム」は、デサント オルテラインのアイコニックな機能。

ダウン好きの間で人気を博す、水沢ダウンの名称が内側にしっかりと記されている。岩手県にあるデサントアパレル水沢工場で防水性・耐水性を実現して2008年に誕生した同シリーズの機能が、このコートにも継承されている。