“雪駄顔”のモダンなサンダルなら、普段着の足元にも使えます。
写真:加藤佳男 文:高橋一史
TREND | 2019AW/041

“雪駄顔”のモダンなサンダルなら、普段着の足元にも使えます。

JOJO / Sandals

鼻緒は水着にも使われる伸縮性のある生地。高級感があり、着物との相性のよさも抜群です。サンダル ¥27,000(税込)/ジョ ジョ(ない藤 TEL:075-541-7110)

四季折々の一年のなかで、最も日本の服飾文化を意識するのが夏でしょう。花火大会の時期ともなると、目にもまぶしい浴衣姿の女性が増えてきます。彼女らの装いをリスペクトする意味でも、男性も足元くらいは和の装いをしてはいかがでしょうか。そこでお薦めしたいのが、京都・祇園の老舗履物匠「ない藤」が手がけるブランド、「ジョジョ」。雪駄の顔をもつサンダルで、日本古来の履物から着想を得て、指先に体重を乗せしっかりと歩ける仕様になっています。親指と人差し指でつかむ「前ツボ」の素材は、哺乳瓶に使われる特殊なゴム。足裏は汗を吸うコルクで、アウトソールはタイヤにも利用される頑丈なSBR素材です。普段着の足元をスニーカーや革靴からこれに変え、日本の夏を存分に謳歌しましょう!

アウトソールは取り外せて、カスタマイズやソール交換が可能。鼻緒のフィット感の微調整もできます。ソールの内部にはクッション材が仕込まれ、歩きやすさに配慮。

“雪駄顔”のモダンなサンダルなら、普段着の足元にも使えます。