ヴィンテージな佇まいが美しい、 「ロエベ」のハイブリッ...
写真:加藤佳男 文:高橋一史
TREND | TREND | 2018AW/006

ヴィンテージな佇まいが美しい、 「ロエベ」のハイブリッドなデザインにご注目あれ!

LOEWE / Mouton Jacket

防寒性も万全で、真冬に着られるジージャン。¥425,520(税込)/ロエベ(ロエベ ジャパン カ スタマーサービスTEL:03-6215-6116)

モード界で2018年のA/Wシーズンでは、ヴィンテージ感がキーワードになっています。上写真のジャケットは、表側が起毛され裏側がボアになったシープスキン製。スペインのラグジュアリーメゾン「ロエベ」の新作です。1970年代に流行したシアリングコート(ランチコート)を想起させる、レトロなムードに味わい深さがあります。この服は異なる要素をミックスする、現代的なハイブリッドデザインでもあります。ベースの型がカジュアルなジージャン(デニムジャケット)で、そのデニム素材が極上のシープスキンに置き換えられているのです。ジージャン本来の縫い目に着目し、そこから白ボアを飛び出させた、立体的でグラフィカルな表現にもさららる工夫が。高級品と臆せずに、ラフな服装と合わせて着てこそ様になる一着といえるでしょう。

内側が羊の毛のボアなので保温性が高く、Tシャツ一枚で着ても快適な肌触り。

縫い目にもボアを配し、幾何学的な模様を描くセンスは、高級ブランド「ロエベ」ならでは。

ヴィンテージな佇まいが美しい、 「ロエベ」のハイブリッ...