職人気質な美学が男心をくすぐる、「ティファニー」の新ライン「1837メイカーズ」

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    NEWSな服&小物

    Vol.28写真:安達紗希子(CROSSOVER) 文:今野 壘

    職人気質な美学が男心をくすぐる、「ティファニー」の新ライン「1837メイカーズ」

    ティファニーでは従来からファンの多い生活雑貨やジュエリーだが、「1837メイカーズ」では、よりメンズのライフスタイルに即したデザインやアイテム構成に。ウォッチやジュエリー、ホーム&アクセサリーで展開され、シルバーやゴールドなど素材のバリエーションを揃えた全91スタイルのコレクション。

    オードリー・ヘップバーンが銀幕で「I’m crazy about Tiffany’s」とつぶやく以前から今日まで、変わらずティファニーは世界中の女性の憧れの的である。確かにその銀製品の繊細な輝きと洗練されたデザインは淑女の琴線に触れるだろうが、その機能美を重んじた職人気質なクリエイションは、我々メンズにとっても魅力的だ。そもそもジュエラーとして名を馳せるより以前に、厳選した文房具の取り扱いからスタート。そこから自社製品の展開へとシフトしていったティファニーにおいて、クラフツマンシップはまさにメゾンの根幹というワケだ。

    今シーズンよりスタートした「1837メイカーズ」は、ルーツたるモノづくりの美学を再確認させてくれる、メンズのためのコレクション。自社のホローウェア工房と、そこで職人によってハンドメイドされるスポーツトロフィーにまつわる伝統がイメージソースとなっている。ジュエリーを中心としつつ、トラベルやレザーグッズ、バーウェアにゲームと、よりメンズの世界観を強めたライフスタイルアイテムをラインアップ。そんなヘリテージを重んじたコンセプトのもとでも、デザインはモダンなものばかり。男性らしさを強めつつ、世の女性が惚れ込むティファニーらしいノーブルな造形美も健在だ。「T & CO MAKERS」「NY」「AG925」など、先の自社工房で生まれる製品にあしらわれていたホールマークの刻印が目印の新コレクション。きっと洒落者のメンズたちも、改めて「ティファニーに夢中」となることだろう。

    メンズの定番ジュエリーのひとつ、シグネットリングをモダナイズしたミニマルデザイン。ボリュームを残しつつ、エッジを立たせない独特のフォルムで、曲線の美しさは特筆もの。シグネットリング¥72,600(税込)

    マイナスドライバー、爪やすり、ナイフ、ハサミ、トゥースピック、ピンセットの6つの機能を備えたマルチツール。名門、ビクトリノックスとのコラボモデルで、ティファニーブルーのアクセントが映えるグッドデザイン。スイス アーミー ナイフ キー リング¥47,300(税込)

    持ち運びもしやすい、やや小ぶりなシューホーンももちろんスターリングシルバー製。刻印が引き立つシンプルなデザインに革紐をあしらっていて、使い勝手も申し分なし。シューホーン¥47,300(税込)。

    ティファニー「1837メイカーズ」
    【価格】
    シグネットリング¥72,600(税込)
    スイス アーミー ナイフ キー リング¥47,300(税込)
    シューホーン¥47,300(税込)

    【素材】シルバー925
    【問fい合わせ先】ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
    TEL:0120-488-712