スティル バイ ハンド、ウェルノードなど、いまの気分に...
写真:鈴木奈保子

スティル バイ ハンド、ウェルノードなど、いまの気分にぴったりな“気の利いた服”を探しに奥渋へ。

スタイルデパートメント
渋谷
スティル バイ ハンドの旗艦店
日常に馴染みながらも、ちょっと捻りのあるデザインのウエアが並ぶ
ウエアの世界観に通じる小物や雑貨も扱う

写真手前が小物や雑貨のスペース、奥がウエアを中心としたスペースと分けられたスタイリッシュな印象の店内。

カフェ「フグレン トウキョウ」や書店「シブヤ パブリッシング & ブックセラーズ」などユニークな店が並び、相変わらず盛り上がり続けている奥渋。このエリアに新たにオープンした「スタイルデパートメント」には、いまの気分にぴったりな、“気の利いた服”が揃っている。
国内ブランドのスティル バイ ハンドの品揃えは国内最多で、この店が旗艦店。その他にも、コントール、ウェルノードなど国内外10以上のブランドを扱っている。限定商品のひとつ、スティル バイ ハンドの「カラーレスシャツ」は一見するとオーセンティックなデザインだが、よく見ると前立て部分は細畝のコーデュロイに似たシャツコール生地で切り替えられているように、5種類の生地を用いたクレイジーパターン。「ユニークさのあるベーシック」といったブランドのコンセプトを感じられる一着だ。
また、特徴的なのが店舗のつくり。間口13mもの横長な構造を活かした設計は、スタッフがロンドンやベルリンで目にした店の外観を参考にしたものだという。エントランスから見て左側には小物や雑貨、右側には長めのラックに吊るされたウエアと整然と分けられている。柱まわりにレジなどもなく、余白を設けた空間はすっきりした様が気持ちいい。
シンプルで楽チンな“ワンマイルウエア”に飽きてきたこの頃、日常着として馴染みながらも、ちょっと捻りのあるウエアを探しに出かけたい。

国内ブランド、スティル バイ ハンドの同店限定シャツ2着。左から、クレイジーパターンが面白いカラーレスシャツ¥18,700(税込)、軽やかな着心地のオーバーシャツ¥19,800(税込)

ニットブランド、ウェルノードも扱っている。左から、ヤクのシェットランドセーター¥44,000(税込)、この店限定のグレーカラーが美しいシルクカシミヤのコマンドセーター¥48,400(税込)

香水やグラスも並ぶ。左から、爽やかな香りが魅力のデッド クールの「ミルク」¥14,300(税込)、木村硝子店とトーラ ウップのコラボレーションによるグラス¥4,070(税込)、木村硝子店の薄張りグラス「ベッロ」¥2,530(税込)

半地下の空間に広がる店内。中央の柱を境にした右側と左側の2カ所の入り口から入ることができる。

スティル バイ ハンド、ウェルノードなど、いまの気分に...