神宮前の隠れ家「ニート ハウス」で、自分のためだけのトラウザーズを仕立てる。

  • 写真:鈴木奈保子

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写真:鈴木奈保子

神宮前の隠れ家「ニート ハウス」で、自分のためだけのトラウザーズを仕立てる。

ニート ハウス
神宮前
あらゆるファッションに似合うトラウザーズ
選べる生地は50種類以上
2時間区切りの完全アポイントメント制

トラウザーズはオーバーオール1型を含む6型で展開。写真手前のサンプルでサイズを確認したら、そのシーズンに集まっている生地の中からお気に入りを探そう。注文から出来上がりまでは30~40日ほど、価格は¥40,000~。

ドレッシーでありつつラフな着こなしまで似合う、ファッション好きをうならせるパンツブランド「NEAT(ニート)」。同ブランドの日本初となるオーダー専門店「ニート ハウス」が9月16日にオープンする。事前予約制、ネットで来店時間を決めると店の正確な住所が送られてくるという隠れ家的なつくりだ。

「ニートのトラウザーズ(パンツ)は、かっちりしたジャケパンからラフな古着、カジュアルなカットソーに至るまであらゆるスタイルに合わせられます。だからこそ直接生地を見て、触っていただき、自分のためだけの一着を見つけてほしいんです」

そう語るのは、ブランドを主宰する西野大士。店の棚にはスーツを仕立てられそうな艶のあるものから重厚なヴィンテージ生地、Tシャツに似合いそうなカジュアルな素材までシーズンごとに50~100種類の生地が収められ、すべて広げて仕上がりをイメージできる。

「来店されたお客様にだけ、店のInstagramのアカウントをお知らせして、新着の生地やイベント情報を配信しようと思っています」と西野。あるタイミングにしかない生地も多いため、オーダーを受けるうちに客の好みがわかってくれば、店からの提案も積極的に行っていきたいという。客と一対一で向き合う町のテーラーのような店で、自分のスタイルに合ったトラウザーズを仕立てよう。

予約は各回2時間制、店舗責任者の石崎威(いしざき・たけし)が一対一で採寸や生地選びに対応してくれる。

外苑前のとある場所でひっそりとオープンする様はまさに“隠れ家”。人目を気にせず、じっくりと生地選びに集中できるだろう。