今年4月には専門店が登場するなど、いま夏のファッションアイテムの中でもとくに盛り上がりを見せているのが“白Ｔ”でしょう。そんな中、大人が着るのに相応しい上質な白Tがドイツから本格上陸しました。

mey story（マイ ストーリー）は、1928年よりスタートしたボディウェアブランドの”mey（マイ）”から2シーズン前に派生したブランド。約90年近く続くブランドだけあって、その縫製技術と素材の品質は、非の打ちどころがありません。

ファブリックは、ドイツにある自社のニット専用工場で加工した上質なものを使用。素材となるコットンも自らの目で慎重に厳選しています。独占契約農園による手摘みの最高級ペルー産ピマコットンは、極上の肌触りです。

コレクションの核となるのはやはり真っ白なＴシャツです。心地よくフィットするソフトな肌ざわりで、極めてやわらかいファブリックは、2本の極細糸を編み合わせる高度なインターロックの技術を使って製造されています。この技術により、シームのねじれが生じにくく、Ｔシャツの形状が維持されます。一方、細かいディテールまで徹底的にこだわったデザインは、たとえば伸縮性のある台襟にも複雑な仕上げが施されています。そのオーバーロックは肩の部分まで続き、切り替えは一切ありません。このほか、取扱表示ラベルの代わりにパッドのプリントやシンプルなラベリングが採用されるなど、着心地を向上させるこだわりが随所にみられます。

定番ながらも奥が深い“白Ｔ”。質感やディテールなどで、さりげなく洒落たいところです。（Pen編集部）