新しいデザインのファッションに親しむのに大切なのは、まず自分が「楽しい！」と思えるかどうか。当たり前の考え方ですが、日常生活の中で忘れがちなものです。つい地味な定番服を選んで着たり、無難に人と同じバッグを購入したり。イタリアのファッションブランド「マルニ」の人気が急上昇しているのは、そんな風潮に対するアンチテーゼを求める人が増えてきた証かもしれません。

色彩が豊かで、どこか可愛いマルニの本領発揮といえるのが、靴、バッグなどのアクセサリー類です。東京では2014年8月、「阪急メンズ東京」にメンズアクセサリー専門店ができ、さらに注目度が高まりました。そしてこのたび、この店がいよいよ関西に進出します！8月21日（金）にグランドオープンする「京都BAL」内の、「MARNI MEN'S ACCESSORY SHOP 京都BAL店」です。

最大の目玉は、「マルニ×ポーター」が全ラインアップ揃う、関西初の店であること。Pen Online読者なら、これまでのコラボシリーズ全６コレクションが現行品として製造されていることをご存知のはず。「えっ？5回でなく6回？」。そう、最新デザインとなる第６弾が商品化され、京都BAL店で世界に先駆けて先行発売することも決定いたしました！

第６弾「FLEX COLLECTION」のテキスタイルは、マルニの2015-16年秋冬コレクションに登場したチェック柄をナイロンボンディング素材にプリントしたもの。熱を加えるプリント作業に高度な技術が必要なため、イタリア本国から「技術を持つ日本でつくってほしい」と言われたいわくつきのテキスタイルです。第6弾は、何気なくも日本の誇りが詰まっているプロダクトなのです。型は完全オリジナルで、一瞬で長さを変えられるバックストラップ、高級感のある黒ダイキャストの金具、ゴールドファスナー、イタリアンレザーのパーツ、部位によって細かく厚みを変えた中綿など、機能と美しさの両面を追求したこだわりは数えきれないほど。

ラインアップは、バッグ4型、ポーチ3型、ウォレット3型。8月26日（水）には東京の「MARNI MEN'S ACCESSORY SHOP」や「伊勢丹新宿店メンズ館」などでも販売が開始され、9月中には全国のセレクトショップでも展開されます。個性的で “楽しい” ファッションに触れたい人は、ぜひお近くの店をチェックしてみてください。（高橋一史）


上写真： MARNI 2015-16AW MILAN MEN'S COLLECTION

「CONVERTIBLE RUCK」
最新の第6弾シリーズより。上部が巾着状のユニークな開閉式で、縦長の荷物を入れるのに便利。バックストラップの長さは、上部のバックルで最適なバランスに簡単に調整可能。W32×H54×D13cm ¥69,120

「2WAY SHOPPER」
ショルダーストラップつきの2ウェイ仕様。フロントのファスナーは後ろ側まで開き、大きなポケットに。雑誌や新聞などを曲げて入れるのにもぴったり。W32×H50×D12cm　¥74,520

「W ZIP POUCH L size」
iPadが収まるサイズで、ポケットが多く周辺機器の収納も万全。W26×H19×D6cm ¥35,640

「LONG ZIP WALLET」
定番の長財布。レザータブの取り付けはイタリアにて。本体右下に縫い付けたレザーロゴは、タブと同じイタリアンレザーを輸入し、日本で加工、刻印。W20×H110×D3cm ¥32,400