ピカソ、ゴッホ、フリーダ、ダリがずらり! 芸術家のユーモアソックスで家生活も楽しく。

  • 写真・文:高橋一史

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4人の画家の姿を編み込んだコットン素材のソックス。各¥1,760(税込)

「なんだこれは !?」と美術好きを笑わせる、“本気でふざけた” ソックスを発売しているのは、ポーランドのソックスブランドのメニーモーニングス(MANY MORNINGS)。同国の繊維産業の町工場で仕立てられるソックスは、寒い季節の心を暖かくしてくれるカラフルでポップな色柄が特徴。4人の偉大な芸術家をフィーチャーした今回も、古いビデオゲーム機のドット絵のようなタッチを編み柄にしたユーモア路線だ。

選ばれた芸術家は、20世紀芸術の最高峰であるスペインのパブロ・ピカソ、19世紀末オランダのポスト印象派のフィンセント・ファン・ゴッホ、自画像で名高いメキシコの女流画家フリーダ・カーロ、スペインの鬼才サルバドール・ダリ。4人全員がこれほどデフォルメされても、一目でそれとわかる強烈なキャラクターの持ち主。片足の図案がポートレートで、もう片足には作家が好んだアイコニックなモチーフが配されているので、彼らの作品のエッセンスもしっかりと味わえる。

外出が制限されて家生活が続くいま、足元から気持ちを切り替えて知的に遊ぶのもきっと楽しいだろう。上半身をお堅く整えてビデオ会議に臨み、でも床から浮かせた足を包むのは近代芸術のスピリット。間違えてカメラで足元を映してしまっても、これならきっと相手も許してくれるはず !? 


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口ひげがご自慢のダリの作品に登場する、ぐんにゃり時計や脚長の象がソックスの片足の図案に。太い一本眉のフリーダには、メキシコの自然界のモチーフが。

老年のピカソが好んだ服は、地元スペイン発祥のボーダーTシャツ(バスクシャツ)。闘牛は彼の永遠のモチーフ。ゴッホの顔には右耳に包帯が! モチーフは月、ひまわり、ゴッホが愛用したパイプ。

複数揃えて並べると面白さがぐんとアップ。ピカソ、フリーダ、ダリの3名がセットになったギフトボックスも販売されている。

●ブルームーンカンパニー
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