サステイナビリティに進化した、ルイ・ヴィトンの名作バッグ

  • 文:野村萌々

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「キーポル・バンドリエール」、「キーポルXS」、そして、ヴァージル・アブローがルイ・ヴィトンでのデビューを飾った初コレクション以来製作し続けているデザインの「ソフトトランク」。3つのアイコニックなバッグにメゾンの新たな取り組みが反映された。Louis Vuitton Malletier

7月16日にルイ・ヴィトンより販売されるフェルト・ラインは、メンズ アーティスティック・ディレクターであるヴァージル・アブローにより手がけられ、2021秋冬コレクションで初披露。3つのアイコニックなレザーバッグにフィーチャーし、いずれのピースにもメゾンの循環型創造への画期的な取り組みが反映され、責任ある持続可能な洗練というメゾンの選択が表れている。

また、当時のファッションショーのメインテーマである日常生活における美と創造性を讃え具現化したフェルト・ラインには、顧客のニーズと現代世界が抱える課題に対する最適な対応を提供するという、ルイ・ヴィトンが誇る活気あふれる専門知識と創意工夫がはっきりと示されている。
特に今回のアイテム素材にオーガニックコットンやリサイクルウールをベースとしたジャカード織り、既存の製品在庫から再利用された100%リサイクルポリエステル、さらにはリサイクルプラスチック素材のチェーンが使用され、ルイ・ヴィトンの環境への配慮がうかがえる。

すべてのアイテムには、ヴァージル・アブローがデザインしたシグネチャー入りのレザーパッチが付属。既存在庫のレザーを利用したこのエンブレムは、2025年までにルイ・ヴィトン製品を100%エコデザイン対応するという持続可能な開発に対する目標を象徴している。

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不規則性がユニークなジャカード織りや、ルレックスヤーンのタフテイングの向こうに見え隠れするモノグラム・パターンにより、レザーグッズのオリジナリティがさらに強調されている。Photo Credit:Louis Vuitton, Ludwig Bonnet

問い合わせ先/ルイ・ヴィトン ジャパン
www.louisvuitton.com