このコラボは“本気”。元オアシスのリアム・ギャラガーが追い求めた、「俺の服」

このコラボは“本気”。元オアシスのリアム・ギャラガーが追い求めた、「俺の服」

文:高橋一史

このコラボは“本気”。元オアシスのリアム・ギャラガーが追い求めた、「俺の服」

コラボウエアを着るリアム・ギャラガー。

日本でバブル経済が崩壊した1991年に、イギリスの工業都市マンチェスターでロックバンド「オアシス」が産声を挙げた。80年代の華やかでポップな音楽から、重厚でシリアスなものへと移り変わっていった時代だ。サブカルチャーが勢いを増していく中で、世界中の若者が新しい音楽に、カジュアルな服装に夢中になった。労働者階級出身であることを打ち出し、歯に衣着せぬ暴言を繰り返した“不良”のオアシスが頂点に上り詰めたのは時代の後押しもあったのだろう。

そのオアシスのシンボルだったのが、ボーカルのリアム・ギャラガー(以下、リアム)だ。曲は兄のノエルがつくっていたが、リアムの歌声と不遜な態度がオアシスを“ロック”にしていた。彼は現在ソロ活動を行っており、19年9月にリリースした最新アルバム『ホワイ・ミー?ホワイ・ノット』が、全英チャートで初登場1位を獲得。健在ぶりを世に知らしめた。リアムはファッションブランドを監修するほど服装にこだわりをもつ。中でもすっぽりと頭から被るスモックが、ステージでも愛用するほどお気に入りだ。レインコートも彼好みのアウターだが、そのときも一番上のボタンまできっちりと留めて着る。胸元を開けて着ないのが、リアム流の着こなしなのだ。

そんなリアムがベテランのファッションデザイナーのナイジェル・ケーボンに、ツアー用の服を依頼したことから誕生したコラボレーションがある。11月から日本でも発売中のスモック、「リアム・ギャラガー✕ナイジェル・ケーボン」である。古着コレクターのケーボンの豊富な知識と、スモックを着続けてきたリアムのセンスが融合したアイテムだ。さらに製造を手掛けたのがコートの老舗マッキントッシュの工場という、服好きにもたまらない仕様になっている。型は、ロングとリバーシブルの2タイプ。ロングタイプの生地は、高密度のベンタイルコットンだ。第二次大戦中にイギリス軍が開発したクラシックな撥水生地である。リバーシブルタイプは、引き裂けに強いリップストップコットンだ。

どちらもシンプルで永遠性のあるデザインであり、現在47歳のリアムのように年齢を重ねた大人でも、野外フェスに通う若者でもよく似合うだろう。このコラボ、“本気” の二人が肩を寄せ合った渾身の力作だ。

このコラボは“本気”。元オアシスのリアム・ギャラガーが追い求めた、「俺の服」

色展開は、リアムが着ているこのイエロー、冒頭写真のブラック、オレンジ、カーキ、ネイビーの5色。

このコラボは“本気”。元オアシスのリアム・ギャラガーが追い求めた、「俺の服」

ロングタイプのカーキは、ミリタリーテイスト。¥151,800(税込)

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ネームタグには両者の名前が。首元のドローコードを留めるのは木製のボールパーツ。

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表と裏でディテールも異なるリバーシブルタイプ。色はオレンジ✕ネイビー ¥184,800(税込)

このコラボは“本気”。元オアシスのリアム・ギャラガーが追い求めた、「俺の服」

オレンジの裏側はシックなネイビー。色展開はほかに、カーキ✕カーキもあり。

全国のナイジェル・ケーボン・ストアで発売中。

問い合わせ先/アウターリミッツ
TEL:03-5413-6957
https://cabourn.jp

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