「ラコステ」がラコステの古着を売る !? そんな店が期間限定で、新作も多数揃えて誕生します。

  • 文:高橋一史

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ラコステのポップアップショップ「OLD meets NEW」

ポロシャツがこの世に誕生したのは1933年、発案者は「ラコステ」創業者のルネ・ラコステでした。同ブランドのポロシャツは年代ごとに個性があり、古着市場でも高い人気を誇ります。そのラコステがなんと、自ら古着を集めて新作と共に販売するショップを東京・表参道に誕生させます。9月13日(金)から25日(水)までの期間限定ショップ、「OLD meets NEW」です。

古着市場は、実はファッションの流行と深くリンクしています。現在は古着ブームとなっていますが、その理由のひとつは、昔のようなダボッとした服がトレンドになったから。タイトな服を大流行させたディオール オムは2000年代に誕生しましたが、それ以前の服は身幅も袖幅も広いものでした。1970年代にはタイトな服もありましたが、それは特殊な例。古い服の多くは、現代人から見て野暮ったい形のものだったのです。しかしここ数年でゆったりと着る服装を好む人が増え、その流れが変わりました。

この時代をチャンスとばかりに、老舗のラコステが思い切って舵を切りました。ブランドが古着を売るという、アパレルの常識を打ち壊す試みです。ファッションとして古着を着たい人も、昔から古着が好きな人にも嬉しいショップです。アパレルが抱える余剰生産問題のひとつの解答でもあるこのショップは、歴史あるラコステの価値を再確認する場になるでしょう。店内では全国から集めた約400点の古着の販売をはじめ、アップサイクル(サステイナブル)イベントやノベルティプレゼント、さらに新作も多数販売されるなどコンテンツが満載です。レアなこのチャンスをお見逃しなく!

店内ではさまざまなコンテンツを展開。毎日先着3名に、古着に箔プリントするサービスも実施。

店内に飾られる予定のユーモラスなディスプレイ用オブジェ。

同じく、カタカナの「ラコステ」の文字がポップなオブジェ。

9月20日(金)から最終日までの6日間に、このショップで製品を購入した先着3,000名に配られる非売品。

先着1万名でショップ来場者にプレゼントされるステッカー。

OLD meets NEW

東京都渋谷区神宮前4-26-18 原宿ピアザビル 1、2F(表参道ベーカリーカフェ426内)
開催期間:2019年9月13日(金)〜25日(水)
営業時間:11時〜19時 ※14日(土)のみ21時まで

問い合わせ先/ラコステお客様センター
TEL:0120-37-0202

www.lacoste.jp