4型12足のアディダス バイ ハイクを全部見せ! 防水透湿のゴアテックス仕様までずらりとラインアップ
ゆったりとした現代の服装には、ボリュームのある足元がよく似合う。そのシューズにアウトドアとリンクするラギッドな要素があれば、さらに装いは旬の感性をまとっていく。こうした都会派スタイルの決め手になる、スタイリッシュな最新シューズを紹介しよう。2020年11月25日(水)午後12時からオンラインで日本先行発売される、アディダス バイ ハイク(adidas by HYKE)だ。全4型のラインアップの色は、ホワイト、ブラック、カーキのシンプルな3色。バックル、ベルト、ラギッドソールらの複雑なディテールがリズミカルな動きを生み、モダンライフに野山のフィーリングを運ぶ。
履き心地はスニーカーで、見た目はアウトドアシューズ。モードな服装にも馴染むストイックさは、ハイクならではのデザインだ。ハイクは基本的にレディスブランドで、モード誌では海外ブランドと肩を並べるほどファッション通に愛されている。ミリタリー、ワーク、ユニフォームがベースになったマスキュリンな作風で甘さがなく、オトコ心に響くアイテムも多い。アディダス バイ ハイクは服とシューズからなるコラボコレクションだが、シューズのサイズは22〜32cmの幅広さ。メンズブランドでは探すのが難しい、優雅さを兼ね備えたラギッドシューズがここにある。
ハイクがアディダスと初コラボしたのは15年春夏で、4シーズン続き惜しまれながらも終了した。20年春夏に待望の復活を果たし、今回の秋冬で2シーズンめとなる。これが本当の最後になるかもしれない希少価値も踏まえ、ファンならずとも入手しておきたいシリーズだ。
デザイン家具にも通じる黒とカーキのバイカラー配色が美しいハイカットブーツ。足にフィットするソックスシューズを、アウトドアテイストにアレンジしたデザインだ。実はこのモデルの初出は16年秋冬シーズンである。今回は復刻され、色の組み合わせが変えられた。さらに防水透湿のゴアテックスが搭載され、雨風をものともしない高機能シューズに生まれ変わった。これのローカット版の「AH-004」も、ゴアテックス仕様だ。
ハイテクでローテクという、バランスの妙。
1990年代のアドヴェンチャーシリーズから着想された今季の新型モデルは、靴紐をなくしたダイヤルロック式。細いワイヤーが張り巡らされ、ダイヤルを締めることでミリ単位のフィット感を調整できる。ロックを外せば一瞬で緩められ、脱ぎ履きも簡単だ。ダイヤルロック式シューズはパンツの裾に引っかかりにくく自然にほどけることもなく実用性に優れる。デザイン面でもダイヤルに未来感があり、アンクル丈パンツや短パンと組ませて存在をアピールするのも愉しい履き方だ。
これも今季の新型となるストラップシューズだ。足の甲が露出するため防寒対策として内側にボア素材のセカンドライナーがつく。男性は冬が終わった春にライナーを取り外して素足で履くと、サンダル気分の洒落た着こなしになりそうだ。ストラップはドイツのフィドロック社の特殊な磁石バックルでしっかりと固定される。この一足にも最新の技術が取り入れられているのだ。
アディダス バイ ハイクは、「adidas ONLINE SHOP」「MITSUKOSHI ISETAN ONLINE STORE」のEC2店舗で限定発売される。今回もアクセス殺到が予想されるが、入手したいモデルをあらかじめ選び、ネットでのショッピングに挑んでみてはいかがだろうか。
adidas ONLINE SHOP
MITSUKOSHI ISETAN ONLINE STORE