「ジル サンダー」の定番バッグに、限定カラーが登場!

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    NEWSな服&小物

    Vol.29写真:安達紗希子(CROSSOVER) 文:今野 壘

    「ジル サンダー」の定番バッグに、限定カラーが登場!

    キメ細かくなめらかなカーフレザーに小さく箔押しであしらったブランドロゴと、2本の革紐を手作業で編み込んだノットのあるストラップが「タングル」シリーズのサイン。ボックス形のショルダーバッグは、男女ともに人気のあるデザインのひとつ。

    創業者、ヘイドメリー・ジリーン・サンダーのミニマリズムを受け継ぎながら、モードのみならずストリートシーンも巻き込む一大ムーブメントとなった、ルーシー&ルーク・メイヤーによるジルサンダー。そのアイコンバッグとして知られている「タングル」シリーズは、彼らがデザイナーに就任した2018年春夏のリゾートコレクションより展開されている、まさにブランドの躍進を象徴するアイテムだ。オランダ国内で鞣された極上のカーフレザーとノット、つまり結び目をあしらったハンドメイドのストラップの組み合わせは、発表後またたく間に世界中の洒落者たちのワードローブの定番に。同シリーズはメンズにもファンが多く、実際にルーシーのみならずルークも日頃から愛用している。

    定番の黒・白を中心に毎シーズン新色を展開しているが、そこに登場したのがジャスミン、ブリーズ、ミディアムグリーンという自然の色彩に着想を得た3つの日本限定カラー。シンプルで洗練されたフォルムはそのままなので、色みの美しさがより際立つ。2019-2020秋冬コレクションでランウェイにも登場した、ジルサンダーの傑作だ。気になりつつ二の足を踏んでいたとしても、いましか手に入らない好配色には食指が動くはず。そのクラフツマンシップと先鋭的なデザインを味わうなら、今回が最適なタイミングではないだろうか。

    「タングルSM」はマチ幅4.5cmのボクシーなデザイン。コートの中に忍ばせるのはもちろん、薄着でもデイリーな携行品の大半が収納でき、身軽でいられるのも魅力。

    その名の通り、花の淡い色合いに着想を得たジャスミンカラーの3アイテムは、左から、「クレジットカードパース」、「タングルフォンケース」、「タングルSM」。左はカードスロットと独立した収納を備えているので、ウォレットとしても使用できる。右ふたつはマグネット式の開閉で使いやすい。

    左は、上でも触れた「クレジットカードパース」のミディアムグリーン。霧のかかった山々の風景を思わせる、深めのトーンが上品だ。右の「ジップアラウンドウォレット」は雪解けのようなブリーズという色名。小型ながら、収納力も優れている。

    ジル サンダー「タングル」シリーズ
    【価格】「タングルSM」¥96,800(税込)、「タングルフォンケース」¥68,200(税込)、「クレジットカードパース」¥52,800(税込)、「ジップアラウンドウォレット」¥49,500(税込)
    【素材】カーフ
    【問い合わせ先】ジルサンダージャパン TEL:0120-919-256