私服を藍で染め直そう!「D&DEPARTMENT」にて、3月末まで受付中。

    Share:

    染め直した中古シャツ。

    「お気に入りのシャツの汚れが落ちなくて残念」、「古着のカーゴパンツの色が好きじゃなくて」、「長く愛用したキャップを新鮮な気分で被りたい」。

    色に難があるせいで出番をなくした服小物を、捨てられずにタンスの奥にしまっている人は多いでしょう。そんな人が活用したいユニークな試みを、「ロングライフデザイン」を掲げるショップ「D&DEPARTMENT」が2014年より行っています。私服をショップに持ってきてもらい、染め直しして再びオーナーの手に戻す「REWEAR」プロジェクトです。これまで年2回行われてきていますが、2016年2月19日(金)から受付が始まる今回の特別企画ではいよいよ、待望の「藍染め」が登場します!

    一般のデニムで使われる染めやすい合成染料の「インディゴ」とは違い天然の藍ですから、製品の染め直しは手間が掛かる作業になるでしょう。手掛けるのは160年の歴史がある「武州中島紺屋」。藍の中でもやや水色がかった「縹(はなだ)」で染められます。

    完成した服を受け取れるのは、5月下旬から3ヶ月後までの期間。服の生地は綿・麻・シルク・レーヨンなど、天然素材を使った製品染めできるものに限られます。元の生地の色しだいで濃淡が変わったり、着て生地が弱くなった部分に色ムラが出たり、化繊糸のステッチやタグは染まらなかったり、染め直しはプロでも結果の予測が難しい一種のチャレンジ。了承したうえで仕上りをワクワクして待つのが正解です!(高橋一史)

    このようなシャツが藍色に変身。

    染める前の服の記念写真を添えてのお渡し。

    服の左下に管理番号が刺繍されます。

    藍の原料になる植物。

    染料を入れたケースが並ぶ染め工房。

    藍染めを行う埼玉県・「武州中島紺屋」。



    REWEAR 2016 AIZOME

    受付期間:2月19日(金)〜3月29日(火)
    引渡期間:5月下旬から3ヶ月後まで
    受付店舗:D&DEPARTMENT 国内7店舗(北海道、東京、静岡、大阪、福岡、鹿児島、沖縄)
    料金:¥6,000(シャツ、小物)、¥6,500(パンツ、スカート)、¥7,000(チュニック、ワンピース)

    www.d-department.com