人類初のローファー? 北欧発「オーランドスコーン」の靴をカスタマイズできるチャンスです。

    Share:

    甲部のサドルに入ったシルバーコイン。まさにコインローファーのルーツといえる靴です。

    ローファーのルーツが北欧のノルウェイにあるといったら驚かれるでしょうか。有名なアメリカの「G.H.バス」のローファーの製品名は 「Weejuns」。これは「ノルウェーの」という意味の「ノルウィージャン」から命名されたもので、ノルウェイに伝わる靴をヒントにつくられたといわれています。

    そのルーツ的なローファーを北欧まで出かけ探してきたのが、東京・表参道の個性派ショップ「レショップ」です。その靴こそ「オーランドスコーン(Aurlandskoen)」。古くから靴づくりの伝統が残るノルウェーのオーランドという街で、創業以来、職人気質のローファーをつくり続けている希少なブランドです。1908年に初期モデルがデザインされ、1930年代に本格的に生産をスタート、ヨーロッパや北米に輸出されていたと言われています。同じ頃、米ファッション誌に載った「オーランドスコーン」の靴がアメリカでローファーのお手本になったという話もありますが、U字型のモカシン縫い、コインの入ったサドル部分のデザインなど、どこからどう見ても“本物”の風格を感じさせます。

    1月22日(金)~31日(日)までレショップ青山店では、「オーランドスコーン」の販売開始を記念した受注会が開催されます。デザインは、クラシックローファー(¥43,200)とレースアップローファー(¥48,600)の2型。アッパーのカラーは全10色から選べ、ソールもレザーとラバーの2種類から注文が可能です。サイズは35~43(ヨーロッパサイズ)まで用意され、ユニセックスで履けます。オーダー後、手元に届くのは4月中旬の予定。ローファーの元祖ともいえる靴を自分仕様でつくれる絶好の機会です。(小暮昌弘)

    レショップ青山店
    東京都港区南青山3-17-3
    営業時間:11時~20時
    TEL:03-5413-4714
    lechoppe.jp