「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」から...

NEWSな服&小物

Vol.12 写真:森山将人(mili)  文:森下隆太

発色のいいブルーに、ちらりとのぞくオレンジ。パッと目を引く、存在感のあるダウンジャケットです。ボリューミーなシルエットもトレンドを強く感じさせます。

ファーストルックから怒濤のように押し寄せる、コラボレーションアイテムの数々。今秋冬の「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」のコレクションは、これまで進めてきたコラボレーションの集大成と言えるものでした。今回もさまざまなブランドと手を組んでいるのですが、特筆すべきは、やはり「ザ・ノース・フェイス」とのコラボ。ファーストルックから4連続で「ザ・ノース・フェイス」とのコラボアイテムが続き、後半に入っても手を変え品を変え、ランウェイを盛り上げました。

そんなコラボから、今回はダウンジャケットをピックアップ。いわゆる「シェラパーカ」と呼ばれるタイプで、アウトドア用ダウンジャケットの原型です。表地は70年代当時の原型に最も近いものを採用し、レトロなムードがたまらないマットなシワ感が! さらに同色のロゴがボディの右側から背面にかけて大胆にプリント。レトロとモードが同居した一着なのです。

背面は、ちょうどブランド名が収まるように計算。同色だけにうるさくなく、それでいてロゴもアピールできる。大人向けのにくいディテールです。

レトロなムードを醸すディテールは生地だけではありません。フロントはジップに加えてスナップボタンが付いており、これもまたいい感じ。裏地はブルーの補色であるオレンジを採用。手触りのいい薄手のナイロンが使われており、やわらかく軽い着心地です。ダウンもふんだんに使われており、真冬でも温かく快適に過ごせます。

さて、どう着こなすか。今季は「スポーツ」や「アウトドア」から着想を得た本格的なアイテムを、コーディネートのどこかに取り入れて”ハズシ”とするミックスコーデが流行中。デニム合わせももちろん決まりますが、あえてウール地のトラウザーズに合わせて、ミックスマッチを楽しむのもアリ。インナーに仕立てのいいBDシャツを合わせて、トラッドとミックスすれば、大人っぽい着こなしが完成します。

ライニングのウエスト部分には、ドローストリングを配備。これを絞ると、防寒性が高まるうえに、シルエットにも変化がつけられます。ぐっと絞って着れば、たちまちモードな雰囲気に。

茶目っ気のある印象を引き立てる大きなフードは、スナップボタンにより取り外しが可能。シンプルなスタンドカラーも楽しめます。フードの前を留めると、風防としての機能も発揮。

同色のダウンベストも展開。基本的なディテールは同じですが、こちらはジップの前合わせと大きなハンドウォーマーポケットが特徴です。よりスポーティに着こなすなら、こちらもお薦め。

コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン THE NORTHFACE Wネーム ダウンジャケット&ダウンベスト
【価格】ダウンジャケット¥104,000、ダウンベスト¥69,000
【素材】コットン60%、ナイロン40%
【問い合わせ先】コム デ ギャルソン TEL:03-3486-7611
「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」から...

次号予告

ブルックス ブラザーズから始まった定番スタイル

やっぱり、アメトラでいこう。