「エンポリオ アルマーニ」から、色っぽいけど軽やかな技...

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Vol.11 写真:森山将人(mili) 文:森下隆太

「エンポリオ アルマーニ」から、色っぽいけど軽やかな技ありシューズがお目見え!

エキゾティックなレザーを使いながら、4アイレットのダービーシューズというのがカジュアルで面白い。華やかなパーティーフォーマルはもちろん、モードな休日着のアクセントとしても活躍します。

秋冬コレクションのファーストルックはグレーのワントーン。やわらかな曲線を描くフロントカットのダブルジャケットに、ドレープの美しいバギーパンツを合わせていました。今季のエンポリオ アルマーニは、1990年代前半に発表し一世を風靡したナチュラルなフィッティングを再現。“一周回ってかっこいい”とはまさにこのこと。アルマーニ氏の先見性の高さに、思わず感嘆するほど。優雅なリラックステーラードには、唯一無二のエレガンスが宿っていました。(今秋冬のコレクションはこちらを参照)

その美学は足元にも息づいています。今回は色気のあるスネーク調のダービーシューズに注目しました。フォーマルに合わせたくなるシックな見た目ながら、毎日でも履きたくなる機能性を兼ね備えた一足です。

通常は複数枚のレザーを用いることが多いのですが、羽根の外革はヒールまで一枚の革で表現。ソールのラインと平行線を描きます。”細部がちょっと違う”という違和感がモードな雰囲気に拍車をかけます。

しかも、パッと見はエキゾティックレザーですが、この素材はカーフなのです。通常よりも目の粗い型押し加工を施すことで、まるでリザードのような質感に。さらにパイソン柄のようなシルバーの染色が合わさることで、よりいっそう完成度が高まっています。とはいえ、エキゾティックレザー特有のギラついた雰囲気は控えめ。丸くボリュームをもたせたトウに外羽根式のダービーシューズだから、気負わずカジュアルに着用できるというワケです。

もうひとつ特筆すべき点が、その軽さです。この面構えからは想像できないほど軽く、アウトソールに軽量のウレタンフォームを使うことで、軽量化と歩きやすさを両立しています。フォーマルで決めた日でも快適に過ごすことができますし、ちょっとモードな休日着の足元にもピッタリ。見た目と機能面の双方から、男心に訴えかけてくる逸品です。

アウトソールの中層はウレタンフォームですが、底にはラバーが使われており、耐久性も考慮。ヒール部分にはこのブランドならではの鷲のモチーフが。足の裏までしっかりと、アルマーニらしい心意気を感じることができます。

エンポリオ アルマーニ レースアップシューズ
【価格】¥82,080
【素材】牛革
【問い合わせ先】ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070
「エンポリオ アルマーニ」から、色っぽいけど軽やかな技...

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