ルーツに立ち戻った、MCMの新ストアへ。

  • 文:河内秀子

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BERLINベルリン

ルーツに立ち戻った、MCMの新ストアへ。

文:河内秀子

オープニング時にはMCMを代表する「コニャック・ヴィセトス」のヘリテージラインを展示・販売。バッグを中心にアパレルも揃う。photograph by Gianni Plescia

1976年にミュンヘンで誕生したMCM。月桂樹モチーフのロゴとダイヤ柄を組み合わせたバッグで知られるブランドだが、昨年末にデザイン拠点をベルリンに移転。新天地にて、これまでにないコンセプトストアとなる「MCM 1976 ベルリン」をオープンさせた。
新店舗について「MCMのルーツである、現代美術や音楽など、あらゆるクリエイターを呼び寄せる場所としたい」と語るのは、新たにクリエイションのトップに立ったダーク・ショーンベルガー。前職はアディダスのクリエイティブ・ディレクターとして、数々のヒット作を世に送り出してきた人物だ。2週間ごとに展示を一新するという店内。アートギャラリーのような刺激にあふれた空間である。

MCM 1976 Berlin

Torstrasse 74, 10119 Berlin
最寄り駅:ROSENTHALER PLATZ
TEL:030-5306-2513
営業時間:12時~20時
定休日:日
www.mcmworldwide.com