安藤忠雄がデザイン監修を手がけた、日本初上陸のラグジュアリーホテル「W Osaka」が開業。

  • 文:Pen編集部

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大坂の御堂筋沿いにオープンした「W Osaka」。

今月16日、大阪・心斎橋の御堂筋沿いに「W Osaka」が開業した。Wは、アメリカのマリオット・インターナショナルが世界中に展開するラグジュアリーホテル。今回が、日本への初進出となる。

デザイン監修を手がけたのは、大阪出身の建築家・安藤忠雄。まるで一枚岩にそびえたつ真っ黒な外観は、シンプルでありながらひときわ存在感を放っている。


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エントランスに佇む「W」マークのオブジェ。

建物に入ると、日本の折り紙や切り紙をモチーフにした切子面のトンネルが広がる。

洗練された外観からうって変わり、ホテルの内部は華やかな照明と色彩豊かなインテリアや家具で彩られている。眺めているだけでワクワクする、非日常的な空間だ。

これらのデザインは、江戸時代に過度な贅沢が禁止されていた大阪の商人のユーモアを反映したものだという。当時の商人は、表向きは控えめに装い、内々で豪華で粋な遊びを極めていたそうだ。

客室は全337室。床から天井まで広がる窓からは、大阪の街を眺望できる。

「リビングルーム」は館内に設けられた飲食施設のひとつ。ステージやDJブース、バーカウンターなどがあり、遊び心あふれる空間だ。

全337室ある客室は、フロアごとにテーマカラーが異なり、それぞれで桜や海などをイメージされている。また、館内はレストラン4軒、バー2軒のほか、ジムやスパなども設けられ、一日中過ごしたくなるほど充実している。

まさに“大人の遊び場”を凝縮したような空間。大阪の新しいランドマークのひとつとなるだろう。


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W Osaka

大阪府大阪市中央区南船場4-1-3
TEL:06-6484-5355
全377室
www.marriott.com/hotels/travel/osaow-w-osaka/