記憶に残っているのはどのコピー? “言葉の力”を感じる「TCC広告賞展 2016」へ行ってみませんか。

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    「みんながみんな英雄。」(KDDI/au)、「“やっちゃえ”NISSAN」(日産自動車)、「死ぬときぐらい好きにさせてよ」(宝島社)など、今年も多数の印象的なコピーが広告を彩りました。日々テレビで流れているコマーシャル。数秒という短い時間の中で多くの人に印象を与えるものには、必ず“コピー”が存在します。そんな広告のコピーの世界を楽しめる展覧会が「TCC広告賞展 2016」です。

    TCC広告賞は、TCC(東京コピーライターズクラブ)がグランプリを決定。笑える広告、泣ける広告、考えさえせられる広告……と、言葉に潜んでいる力を総合的に判断しています。TCCは、CMプランナーやコピーライターで構成されており、メンバーになるのは新人賞をとっていることが条件となっています。

    今回の展示の見どころは言葉の力を新たに見直し、誰が見ても楽しめる作品の展示の数々。なかには一度目にしたことがあるものが、必ずあるはずです。また、連動企画・イベントとしてコピーライターの愛読書を展示したコーナーを設置。審査委員長の福里真一さんはじめ、グランプリの篠原誠さん、野崎賢一さん、佐藤舞葉さんなどが日ごろ読んでいる愛読書をメッセージとともに紹介します。そのほか、今年の最高新人賞の渡邊千佳さんなどコピーライターが登場するトークイベントなどもあるので、ぜひその世界に浸ってみてはいかがでしょうか。(Pen編集部)

    今年いちばん愛された広告コピーとは。TCC広告賞展 2016

    開催期間:8月4日(木)~9月24日(土)
    開催場所:アド・ミュージアム東京
    港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留
    開催時間:11時~18時30分(最終入館は18時)
    11時~16時30分(最終入館は16時)
    休:日、月
    入場料無料

    www.admt.jp