造形作家・古賀 充の新作「WIRE」シリーズを、クラスカ ギャラリー&ショップ ドー 本店で目撃しましょう!

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    海の石を削り、作品をつくり続けている造形作家・古賀 充さん。小さな石のオブジェなど、彼の作品を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。素朴のなかにひとつひとつ異なる表情をもち、体温を内包したような作品は、どこか親しみを感じさせます。彼にとっては、“探す”という行為からすでに“つくる”ことが始まっているそうです。石だけでなく、木や紙、道具など、古賀さんは日常で出会ったモノと対峙し、その魅力を手仕事を通して届けています。

    今回展示されるのは、ワイヤーでできた新作。ある数学の本を、ひとつのきっかけとして生まれました。シンプルな“線”であるワイヤーが、古賀さんの軽やかな手仕事で変化し、独特の表情を見せます。「直線、曲線、楕円など線からなる形のおもしろさや不思議さを、ワイヤーという素材を通して作品にしたいと考えています」と語るように、ワイヤーという素材がどのように進化しているのか、楽しみです。作品の繊細な表情を確かめに、ぜひ会場へ足を運んでみてください。(Pen編集部)




    『古賀 充展 WIRE』

    開催期間:3月16日(水)~4月17日(日)
    開催場所:CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店 
    東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 2F
    TEL:03-3719-8124
    開館時間:11時~19時
    www.claska.com