小林和人とイデーショップの注目コラボが紹介するのは、無骨だけどしなやかな、南洋「スンダ列島」の道具です。

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    インドネシア、マレーシア、 ブルネイ、東ティモールに属する島々からなるスンダ列島。赤道を挟む島々では多様な民族が独自の文化を育み、自然に寄り添いながら暮らしてきました。彼らの日々の暮らしの中から生まれた道具は、生活に役立つ機能を持ちながらも素朴で力強い美しさを宿しています。5月20日(金)~6月20日(月)に、イデーショップ・自由が丘店、東京ミッドタウン店で開催される「RE-EDIT SUNDA 南洋の暮らし 形と痕跡」は、そんなスンダ列島の道具の魅力を紹介するイベントです。

    今回は「もの」の機能と作用に着目した審美眼とセンスに定評がある小林和人さん(Roundabout/OUTBOUND店主)とイデーがコラボレーションし、インドネシアで買い付けてきた道具や家具、器などのヴィンテージ・クラフトを再編集。イデーのモダンな家具との組み合わせで生まれる新しいスタイルを提案します。ジャワ島の民族がココナッツオイルを絞る時に使っていたトレイ、動物の柄が織り込まれた伝統的なラグ、バリ島で作られたチーク材のプリミティブな家具、パプアニューギニアの少数民族のマスクなど。「無骨だけど、凛とした強さとしなやかさをもつ道具には、心に無意識に働きかける作用がある」と小林さん。会期中にはショップの一部を小林さんがスタイリングしたコーナーもお目見え。イベント開催を記念して、5月21日(土)にはトークショーも開催されます。モダンと経年美が織りなすスタイリングは要注目です!(阿部博子)

    カゴやラックの買い付け秘話も参考になりそうです。

    こんなマスク、家にどう飾ったらいいのでしょうか?

    「RE-EDIT SUNDA 南洋の暮らし 形と痕跡」

    開催期間:5月20日(金)~6月20日(月)
    開催場所:イデーショップ自由が丘店・東京ミッドタウン店

    イデーショップ自由が丘店
    東京都目黒区自由が丘2-16-29
    TEL:03-5701-7555
    営:11時30分~20時(月~金)、11時~20時(土、日、祝)

    イデーショップ東京ミッドタウン店
    港区赤坂9-7-4D-0316東京ミッドタウンGalleria3F
    TEL03-5413-3455
    営:11時~21時

    スペシャルイベント・トークショウ

    小林和人さんが在店し、スンダのクラフトから感じた新たな発見や買い付け秘話を披露。
    5月21日(土)
    時間:15時~16時30分 ※14時30分~ガムラン音楽演奏
    開催場所:イデーショップ自由が丘3F
    無料

    小林さんのもの選びに対するこだわりやスンダのクラフトから感じた新たな発見や買付秘話、そして学術的な視点からの吉田ゆか子さんの解説などスンダのカルチャーにまつわるあれこれをたっぷりと話します。当日はトークショーの前に、14:30~文化人類学者の吉田ゆか子さん自らによる竹ガムラン音楽演奏をお楽しみいただけます。

    http://www.idee.co.jp/