TRUNK代表・野尻佳孝の心に残った、珠玉のホテル5選。

TRUNK代表・野尻佳孝の心に残った、珠玉のホテル5選。

写真、文:野尻佳孝

Pen Onlineでホテルにまつわる連載を執筆する野尻佳孝。国内外2000軒以上の宿を訪れた中で心に響いた珠玉のホテルとは?

サーフィン後はプールサイドでひと休みできる、オーストラリアはカバリタビーチのハルシオン・ハウス。

ハルシオン・ハウス
HALCYON HOUSE オーストラリア/カバリタビーチ

かつてはサーファーの常宿として知られたモーテルだった建物を、ブリスベンにある会社の令嬢姉妹が別荘用に買い取り、ホテルとしてリノベーションしたのがこの「ハルシオン・ハウス」。ヨーロッパのビーチクラブを連想させるシックで洗練された1960年代風のデザインの中に、落ち着きとヌケ感を備えていて、チルしやすいのが特徴です。

内装を手がけたのはブリスベンの人気インテリア・デザイナー、アンナ・スピロ。21室からなる部屋はそれぞれ、リネンや壁紙、アートなどすべてが異なるこだわりよう。プールサイドはロサンゼルスの隠れ家ホテル、プティ・エルミタージュを想起させるつくりで、デザイナーやアーティスト、俳優などクリエイティブな人々の憩いの場に。

ちなみに私が訪れた日は最高の波でした。チェックインしてすぐ、荷物だけ置いたら目の前の海に直行、ホテルのサーフボードを借りて2ラウンド。クタクタになった身体をプールで癒やす、サーファーにとって憧れのホテルだと身をもって感じました。数々の受賞歴を誇るホテル内のダイニングは、地域の住人にも開かれたレストラン。現地を感じながら、デザイン性の高さにも酔いしれる、そんなホテルです。

青空と白亜との対比が美しいホテルで、ビーチまで徒歩1分。

鮮やかなファブリックに定評のあるアンナ・スピロによる内装。青と白を基調とし客室ごとに内装を変えた。レストランやプールも彼女がデザイン。

地元産の食材にこだわるモダンオーストラリア料理の「ペイパー・デイジー」。

21 Cypress Crescent, Cabarita Beach NSW Australia 
https://halcyonhouse.com.au

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