グッドデザインを感じる&伝える、東京・丸の内の新拠点「GOOD DESIGN Marunouchi」誕生!

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    丸の内の仲通りに面した白を基調とした「GOOD DESIGN Marunouchi」。スペース内に展示されたグッドデザインの数々を、気軽に立ち寄って見ることができる。

    ブランドショップが軒を連ね、ビジネスパーソンが行き交う東京・丸の内の仲通りに、新しいデザインの交流拠点「GOOD DESIGN Marunouchi」が10月29日(木)にオープンしました。来年60周年を迎える「グッドデザイン賞」は、長年にわたり、顕彰と発表を通じて「良いデザインとは何か」を広く社会に紹介してきましたが、新たに設けたコミュニケーションスペースで、一年を通じて情報発信することを目指します。ディレクターには空間デザインを担当した建築家・内藤廣氏、アートディレクションを担当した廣村正彰氏、そしてデザインジャーナリストの藤崎圭一郎氏が就任しました。

    「企業による取組みやデザインの背景を発信したり、伝える場がグッドデザイン賞には求められていましたが、それだけでなくデザイナー・企業・生活者がコミュニケーションを取りながら、未来のデザインを考えていく場として育てていきたい」と審査委員長の永井一史さんは言います。

    今後、受賞デザインを社会が取り組むべきイシューやテーマごとに編集して見せたり、グッドデザイン賞を受賞した企業、プロジェクト担当者、また審査委員らによるワークショップやトークイベントなどを開催する予定。人と人との出会いや対話を通じて、新しいデザインが生まれる場として期待されます。

    現在、2015年度グッドデザイン賞受賞作を中心としたオープニング企画「近未来のてざわり」展が開催中。エポックメイキングなプロダクトの展示と併せて、グッドデザイン賞の歴史を振り返る良い機会になりそうです。(小川 彩)

    GOOD DESIGN Marunouchi

    千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
    TEL:03-6273-4414
    営業時間:11時~20時 
    無休(年末年始をのぞく)
    http://www.g-mark.org/gdm
    ※「近未来のてざわり」展は11月29日(日)まで開催、入場無料。