パリのザ・ホクストンで、ビジネスユースでも至福のひと時を。

    Share:

    27

    パリのザ・ホクストンで、ビジネスユースでも至福のひと時を。

    ザ・ホクストン パリ(パリ)

    このパリの「ザ・ホクストン」は、息子が泣いて悔しがったことが私の記憶に強く残っている場所。
    というのも、現地の友達夫妻とペタンク(金属製のボールを投げ合うフランス発祥の球技)を1時間くらいやったのですが、負けず嫌いな息子が大人に勝てないのを悔しがり、泣きながら挑んできたのを鮮明に覚えているからです。
    日本ではペタンクを遊べる場所が少ないので、いつの日か開業するどこかのホテルにペタンクを設置しようと息子と話しました。

    ザ・ホクストンはパリの他に、ロンドン、アムステルダム、LAなど欧米でホテルを展開する会社で、パリは2017年にオープンしました。
    エースホテルのアトリエメンバー(クリエイティブチーム)が以前「ライバル視するとしたらホクストンかな」と言っていたのを聞いて訪れましたが、エースとザ・ホクストンではコンセプトやデザイン、ターゲットもまったく異なる印象です。
    デザインはどの都市のホテルもインダストリアル調ですが、エレガントさや温かい感じを上手に取り入れていて、若いクリエイターからご年配のビジネスマンまで幅広い層が訪れています。

    館内にあるブラッセリーは、フレンチベースにアジアンテイストをアレンジした料理でおいしいです。かなりの大箱ですが雰囲気もいい。
    2階にあるバーはトラディショナルな空間が素敵なのでぜひのぞいてみてください。ライブラリー含め、至る所がラウンジ使いできるので、1人での仕事や打ち合わせなどにも最適なホテルです。


    私のいちばんのお薦めは中庭。朝のコーヒーやブランチ、昼過ぎのシャンパン、食後のカクテルまで、すべて至福なひと時を味わうことができます。

    パリのホテルは客室が小さいことで有名。こちらのザ・ホクストンも17〜30㎡の部屋がメインでそんなに大きくはありませんが、出張などのビジネスユースであれば充分だと思います。

    場所は2区サンティエ。元々は洋服問屋街であまり観光客の来るエリアではないのですが、ルーヴル美術館まで徒歩20分と中心からはそれなりに近いです。
    パリに旅行できる日がまた訪れた際は、ぜひ泊まってみてください。