東西のカルチャーが出合い、人々が集まる「エースホテル京都」

東西のカルチャーが出合い、人々が集まる「エースホテル京都」

写真:蛭子 真 文:小長谷奈都子

保存棟の「エーススイート」。出窓に沿うようにソファを配置。天井からはイサム・ノグチの和紙を使った照明「アカリ」が下がる。

日本初上陸、その地が京都というニュースが届いて数年。2020年6月、多くの人が待ち望んだホテルが誕生した。「エースホテル京都」だ。

1999年にシアトルで創業したエースホテル。仲間のミュージシャンやアーティストが集まる場所をコンセプトとし、地域のコミュニティやクリエイターとのつながりを重視。デザイン性と遊び心に満ちたスタイルはホテル業界に革命を起こし、ライフスタイルホテルの先駆けとなった。1月現在、ポートランド、ニューヨークなどの都市で、それぞれ趣の異なる8軒を展開。京都への進出は、アジアへの初進出でもある。

エースホテル京都は、複合施設「新風館」の一角に入っている。その前身は、日本近代建築を牽引した建築家のひとり、吉田鉄郎が1926年に設計した京都中央電話局。コンバージョンを経て2001年に商業施設、新風館としてオープンしたが、今回の本格的な再生計画でホテルやショップ、映画館からなる複合施設へと生まれ変わった。保存棟と新築棟で構成される新風館全体の建築デザインを監修したのは、世界的に活躍する建築家、隈研吾だ。

「エーススイート」の寝室。アメリカのスイート・スリープ社のベッドは寝心地抜群。ベッド上のカラフルなタペストリーと、奥の棚上の版画は柚木沙弥郎の作品。

部屋にレコードプレーヤーとジャンルの異なるLPが5枚用意されている。レコードの変更も希望できる。

環境に配慮して、バスルームにはビューティーサロン「ウカ」に別注したアメニティや竹製歯ブラシを備えた。

清掃札の代わりに「あとでヨロシク」「キレイにしてね」とメッセージの入ったほうきを使うウィットが心にくい。

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