広告写真、グラフィック、エディトリアル、コマーシャルフィルム、そして映画……。幅広い分野で活躍する写真家の瀧本幹也の大規模展覧会『CROSSOVER』が、2018年2月23日から3月14日まで、ラフォーレミュージアム原宿で開催されます。

としまえんプールをはじめ、サントリー、JR東日本の「行くぜ、東北。」などのコマーシャルフィルムを手がけ、見る者の心に残る作品の数々を手がけてきた瀧本。映画撮影を手がけた『そして父になる』ではカンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を受賞するなど、世界的にも注目が集まっています。本展では、デビューから今日までの活動を追い、過去最大規模となる約400点の作品を展示。広告、作品、CM、映画の4ジャンルをクロスオーバーする感性の一端に触れられます。会期中には、本人自らがナビゲーターとなり、展示作品にまつわるエピソードを解説するギャラリーツアーを実施するほか、瀧本が撮影を手がけた映画『そして父になる』『海街diary』『三度目の殺人』の監督、是枝裕和氏を招いたトークイベントも開催予定。展覧会に合わせて発刊する400点以上の作品が収録された最新の写真集『瀧本幹也作品集 CROSSOVER』も必見です。