『となりのトトロ』の草壁家の構造模型も!『アニメーションにみる日本建築...

『となりのトトロ』の草壁家の構造模型も!『アニメーションにみる日本建築ージブリの立体建造物展よりー』で日本の原風景にふれてみませんか。

文:脇本暁子

『となりのトトロ』の草壁家の構造模型も!『アニメーションにみる日本建築ージブリの立体建造物展よりー』で日本の原風景にふれてみませんか。

展示作品から(以下同)。油屋 (『千と千尋の神隠し』) ©2001 Studio Ghibli・NDDTM

リアリティあふれる描写で観る者の心に迫る、スタジオジブリのアニメーション作品。そこに登場する風景や建物はどこか懐かしく、日本人にとっての原風景といっても過言ではありません。

そんなジブリ作品の建造物にフォーカスした展覧会『アニメーションにみる日本建築ージブリの立体建造物展よりー』が、新神戸駅から徒歩3分にある竹中大工道具館で2018年2月24日から5月6日まで開催されます。

当館は、日本建築を牽引してきた竹中工務店による日本で唯一の大工道具博物館です。本展では、たとえば『となりのトトロ』でサツキとメイが暮らす「草壁家」の木組み構造模型や、奥行3m×高さ3mの実物大で縁側を再現。また、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『おもひでぽろぽろ』など6作品に登場する建造物の背景画や美術ボードなど約70点を展示し、宮崎駿監督と建築史家の藤森照信の解説で紹介するなど、時代とともに変遷してきた日本建築をジブリのアニメーション作品でたどる面白い試みです。映画ファンだけでなく、建築好きな人にも充分見応えのある内容といえるでしょう。

ほかにも『となりのトトロ』の舞台である昭和30年代頃に子どもたちが遊んだコマ、竹馬、竹トンボなどのおもちゃを実際に手に取って遊べたり、製作できるワークショップ(要事前申込み、先着順)なども開催されます。また、4月には全国で巡回中の『ジブリの大博覧会』が兵庫県立美術館で開催予定と、関西はジブリが熱い! この春は神戸にジブリ巡礼の旅へいかがでしょうか。

『となりのトトロ』の草壁家の構造模型も!『アニメーションにみる日本建築ージブリの立体建造物展よりー』で日本の原風景にふれてみませんか。

草壁家(『となりのトトロ』)©1988 Studio Ghibli

『となりのトトロ』の草壁家の構造模型も!『アニメーションにみる日本建築ージブリの立体建造物展よりー』で日本の原風景にふれてみませんか。

昔の商店 (『風立ちぬ』)©2013 Studio Ghibli・NDHDMTK

『アニメーションにみる日本建築ージブリの立体建造物展よりー』

開催期間:2018年2月24日(土)~5月6日(日)
開催場所:竹中大工道具館 1Fホール
神戸市中央区熊内町7−5−1
TEL: 078-242-0216
開催時間:9時30分~16時30分 ※入館は16時まで
休館日: 月 ※月が祝日の場合は開館、翌火曜休館
入場料:一般¥500(税込)  ※常設展観覧料含む
www.dougukan.jp/special_exhibition/anime

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