名監督たちも制作していた短編映画の祭典、「ショートショート フィルムフ...

名監督たちも制作していた短編映画の祭典、「ショートショート フィルムフェスティバル& アジア」が20周年を迎えます。

文:幕田けいた

会場では、世界130以上の国と地域から集まった1万本を超える作品の中から、約250作品を厳選して上映します。

ジョージ・ルーカスやフランシス・フォード・コッポラといった名監督たちも、アマチュア時代に制作していたショートフィルム。もちろん、日本でも短編出身の名監督は少なくありません。

そんな未来の鬼才たちの作品を一挙に上映する、米アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018」が、今年も都内の会場で開催されます。この映画祭は今年で20周年。その歴史は、これまでの通算動員が約38万人にも達するという、ショートフィルムファンの熱意の現れでもあります。

今年の映画祭では、想像力から得られる人生の「知」である‟CINEMA SMART”の探求をコンセプトに、映画の価値を追求。米国アカデミー賞短編部門につながるグランプリが選出されるオフィシャルコンペティション(ジャパン部門、インターナショナル部門、アジア・インターナショナル部門)のプログラムに加え、「ファッション」「キッズ」「戦争と平和」などさまざまなテーマで特集する「スペシャルプログラム」も注目です。

また、世界中のVR映像の中から高く評価できる作品が集結する「VR SHORTS部門」「学生部門 Supported by フェローズ」「ノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社」が新設。映像の新しい潮流を楽しむことができます。なかでも「ノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社」に選ばれた、2018年米国アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞の辻一弘氏を追ったノンフィクション作品『ヒューマン・フェイス』は必見です。

「シネマが人間に与える力は、いつの時代にも通じる普遍的なものだと私たちは信じます。」とは実行委員会の弁。愛あり、サスペンスあり、感動あり。ネット配信の動画や、ゲーム映像があふれる現代だからこそ、改めて自分なりのCINEMA SMARTを探し、楽しんでみてはいかがでしょうか。   

映画祭の代表は俳優・別所哲也。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」は1999年にスタート。新しい映像カルチャーとして「ショートフィルム」を日本に紹介すること、若手の映像作家育成を目的としています。

フェスティバルアンバサダーは、映画祭には欠かせない映画コメンテーターのLiLiCoが務め、今年もイベントを盛り上げてくれる。

映画祭を盛り上げるフェスティバルナビゲーターには、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが就任。公式テーマソングとして、新曲「FUTURE」が提供されます。

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018

開催期間:2018年6月4日(月)~6月24日(日)
開催場所:表参道ヒルズ スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿、アンダーズ 東京 Andaz Studio、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、シダックスカルチャーホールA、六本木ヒルズ ヒルズ カフェ / スペース、ほか
会期中入場無料
※開催期間は各会場によって異なり、一部、有料イベントあり。4月中旬にチケット予約受付開始予定。
www.shortshorts.org/2018

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