豊かな自然の中に「サブスクで別荘」を! 次世代のサービスSANU 2nd homeとは

  • 文:小長谷奈都子

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SANUキャビンの外観イメージ。初期費用無料、スマートフォンで簡単登録を行うだけですぐ利用可能。会員数を限定しているため好きな時に利用できる。金〜日、祝日、祝前日は1泊1部屋¥5,500(税込)かかる場合も。

都心で生活を営みながら、オフには自然の中で過ごしたいというアウトドア志向の高まり。そして、コロナ禍におけるテレワークやオンライン会議の加速化で、オフィスを離れて好きな場所で働くようになったワークスタイルの変化。そうしたニーズに寄り添う新しいサービスがスタートする。

「Live with nature./自然と共に生きる。」をテーマに掲げるライフスタイルブランド「SANU」が運営する「SANU 2nd home(サヌ・セカンドホーム)」。都市に生活や仕事の拠点を置きながら、自然の中にあるセカンドホームをサブスクリプション制で利用できる新しい仕組みだ。会員登録し、月額¥55,000(税込)を支払えば、都心からアクセスがよい自然豊かな土地につくられたSANUキャビンに、好きな時に滞在できる。展開予定地は、長野県白樺湖、山梨県八ヶ岳南麓や山中湖など、国立公園・国定公園に近接した雄大な自然が選ばれている。

広々とした心地いい空間を、オフィスや住まいに活用

自然に溶け込むミニマルな建築デザインがSANUキャビンの特徴。高さ4mの天井と景観を室内に取り込む大きな窓で開放感のある空間。広々と心地いいリビングや景色を眺めながら朝食を取れるウッドデッキに、キッチン、バスルーム、ワークスペース、薪ストーブ、ホームシアタースクリーンなどを備える。また、環境負荷を最小化すべく、建築設計・施行のパートナー企業であるADX社とともに一から独自に開発している点にも注目したい。

「より多くの人が自然に触れ、自然を好きになることで、人々の意識や生活様式が少しずつ変化し、人と自然が共生する未来を創っていくことを目指しています」とSANUブランドディレクター兼ファウンダーの本間貴裕。ゲストハウス・ホステル「Nui」や「CITAN」を手がけるBackpackers’ Japanの創業者でもある気鋭の若き起業家だ。

ハイキングやサーフィンなど、アクティビティのベースとして。静かに集中するオフィスとして。そして、大切な人とゆったりした時を過ごす住まいとして。自然と調和し、健やかに暮らす未来を手に入れるサービス、申し込み受け付けは始まったばかりだ。

SANUキャビンの内観イメージ。建築資材は国産木材やリサイクルコンクリートを100%使用したり、建築資材を再利用できるよう資材を壊さずにわずか2週間で解体可能な設計を採用するなど、徹底的に自然に優しい建築。

SANUキャビンの平面図。住・働・遊のすべてを可能にする全棟独立型で、室内60㎡、テラス13㎡という広さ。

候補地のひとつ、長野県の白樺湖。2021年内に5拠点40棟、2022年夏頃には10拠点90棟を目指している。

左から、SANU代表の福島弦、ブランドディレクター兼ファウンダーの本間貴裕。福島はMcKinsey&Companyを経て、ラグビーワールドカップ2019 日本大会の運営に参画した経験を持つ。福島はラグビーとスキー、本間はサーフィンとスノーボードをライフワークとし、山や海で遊びながら育った自分たちの経験を仕事に生かしている。




SANU 2 nd home
2021年9月のSANU 2nd Homeオープンに向けて、初期会員の先行申し込みを受付中。
応募者の中から抽選で、サブスク会員本登録の案内を送る。
申し込み方法:下記HPより
申し込み期限:2021年7月31日
結果連絡:2021年8月
予約開始:2021年9月
https://2ndhome.sa-nu.com/