村上虹郎と山田智和による人気企画が一冊に。フォトブック『虹の刻』が12月24日(木)発売。

  • 文:Pen編集部

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雑誌『フィガロジャポン』とウェブサイト「madame FIGARO.jp」の人気連載、「虹の刻」を書籍化。

俳優・村上虹郎と、映像監督であり写真家・山田智和が中心となって手がけたコンセプトフォトブック、『虹の刻』が12月24日(木)に発売される。

本書は雑誌『フィガロジャポン』とウェブサイト「madame FIGARO.jp」で連載されていた人気企画を書籍化したもの。全17章のなかに未公開写真も盛り込み、ボリュームアップした一冊となっている。


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連載は2020年5月20日(水)発売の『フィガロジャポン』 2020年7月号で終了。写真は最終章を飾る村上虹郎。この章では常田大希が執筆。音楽は気鋭のプロデューサー、Tepppeiが担当している。

撮影は霧が立ち込める山間や晴天の雪原など、大自然を舞台にして行われる一方、渋谷や新宿など多くの人々にとって見覚えのある街中でも行われた。山田が撮影した村上のポートレートは、まるで映画のワンシーンのような物語性を秘めている。

写真とともに作品の一部を成す文章にも注目だ。執筆は又吉直樹や中村文則、原田マハなどの作家陣だけでなく、アーティスト集団Chim↑Pomのエリイ、4人組バンド「King Gnu」を率いる音楽家・常田大希、お笑い芸人の⼩籔千豊など、各分野の最前線で活躍するアーティストやクリエイターが担当している。


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『虹の刻』 村上虹郎/山田智和 著 CCCメディアハウス ¥3,080(税込) 2020年12月24日(木)発売。巻末には映像作品にリンクするQRコードが掲載されている。

さらにウェブサイト「madame FIGARO.jp」では、各章と連動した映像作品「FILMOGRAPHY」を公開。作中で流れる音楽もまた、毎回異なる音楽プロデューサーや作曲家らが手がけている。

『虹の刻』は本と映像によって、視覚と聴覚、そして思考に働きかけてくる作品だ。村上と山田がつくり上げてきた表現世界を、隅々まで体験してほしい。

問い合わせ先/CCCメディアハウス
www.cccmh.co.jp/contact/