地方出張や移動も多いなかで、
月に数十冊は本を買うようにしている。

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    13坂口孝則経営コンサルタント

    地方出張や移動も多いなかで、
    月に数十冊は本を買うようにしている。

    各界で活躍する方々に、それぞれのオンとオフ、よい時間の過ごし方などについて聞く連載「MY Relax Time」。第13回は、コスト削減、原価、仕入れ等の専門家としてコンサルタント業を行うかたわら、企業での講演や研修講師、日本テレビ「スッキリ」コメンテーターを始めとするメディア出演まで、幅広く活躍する坂口孝則さんです。

    写真:殿村誠士  ヘアメイク:Azuumi  構成:和田達彦

    坂口孝則(さかぐち たかのり)●1978年佐賀県生まれ。2001年大阪大学経済学部卒業後、電機メーカー、自動車メーカーで調達・購買、原価企画業務に従事。現在は未来調達研究所株式会社取締役。『だったら、世界一の購買部をつくってみろ!』(日刊工業新聞社)、『牛丼一杯の儲けは9円』(幻冬舎)、『思考停止ビジネス』(徳間書店)など著書は33冊を数える。

    私の仕事は、約8割がコンサルタント業務、約2割が講演といった感じ。それに加えてメディア出演や本の執筆があります。企業がある新製品をつくる場合、取引先から材料を調達しなければなりませんが、調達・購買業務コンサルタントは、その際に見込み需要や製造コストなどをにらみつつ原価計算を行い、企業が利益を上げられるように取引先との交渉を促します。もちろん安く調達できるに越したことはないですし、実際に削減できたコストに応じて成功報酬を得ているコンサルタント会社も多いのですが、買い叩き続けるような仕事ではモチベーションになりにくい。だから私の会社では、企業も取引先もお互い納得できる適正な価格を提示するように心がけています。これからの目標は、私個人じゃなくて会社としての認知度を高めていくことと、いま得意としている製造、建設業以外の分野を手がけること。また、海外へも業務を拡大していきたいですね。

    年間100日以上が地方出張と移動の日々ですが、時間があると本を読んでいます。だから本屋に行くのが趣味みたいなものですね。毎月数十冊は買うのですが、大半は専門書で、そのうち半分ぐらいが経済や経営関連の本です。そのほかに、最近は、経営者やアーティストの講演の動画をよく見ています。また週に1日は必ず休むようにしているのですが、休日はよく息子とプログラミング教室に行きますね。7歳と4歳の子どものうち、上の子は私に似てオタク気質なところがあって、いまはマインクラフトにハマっています。またそれ以外の趣味といえば、音楽かな。中学生のころからロックやポップスを聴いてきましたが、特にメタルやノイズ系が好き。たまにライブやフェスに行ったりもしますよ。

    就職してからたばこを吸い始めたのですが、なんとなく禁煙しては復活、というのを繰り返しています。たばこのにおいが部屋に残るのが好きじゃないので、加熱式たばこが登場してからはそちらに切り替えました。吸うのは主に食事の後と、仕事と仕事の合間ですね。講演など、のどを使う仕事の直前は避けています。また加熱式たばこの場合、出るのは煙じゃなくて蒸気*ですが、それでも他人がいる方に行かないように気をつけていますね。マナーというのは、レギュレーションを超えたものだと思います。たとえ規則で吸ってよいとされている場所でも、周囲に非喫煙者がいたら吸わないようにするべきかな。場所を考えて楽しみたいですよね。
    *たばこベイパー(たばこ葉由来の成分を含む蒸気)

    問い合わせ先/JT
    www.jti.co.jp