興味のあるものへ、 アクティブに動き続ける。
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06 室井佑月作家

興味のあるものへ、
アクティブに動き続ける。

各界で活躍する方々に、それぞれのオンとオフ、よい時間の過ごし方などについて聞く連載「MY Relax Time」。第6回は、小説やエッセイの執筆活動に加え、近年は若い女性の代弁者、恋愛の教祖、そしてお母さん、という立場から、テレビ・ラジオのコメンテーターやパネリストとしても活躍する室井佑月さんです。

写真:殿村誠士 構成:和田達彦

室井佑月(むろい・ゆづき)●1970年青森県生まれ。雑誌モデルや銀座のクラブホステスなどを経た後、97年に「小説新潮」の「読者による『性の小説』」に入選し作家デビュー。98年に『熱帯植物園』(新潮社)、『血い花(あかいはな)』(集英社)を発表。近著に『ぷちすとハイパー!』(中央公論新社)、『ママの神様』(講談社)。

いま、作家としての仕事は月に15本ぐらい。一番忙しい時は月に60本、原稿用紙にして300枚も書いていて、自分でもなにしているかわからないぐらいでした。その頑張りがあったからいまがあるのですが、エッセイでは日常の不満について書くことも多いので、心がトゲトゲしがちでしたね。10年ぐらい前からいまのペースに落ち着いて、“いい人”になりました(笑)。書く内容はテーマを指定される場合もあって、依頼されるとなんでも頑張っちゃう。最近こそ時事ネタやメディア評も多いのですが、政治についてもなにか書いてくれと頼まれて、初めのうちは「結婚するならこの政治家」みたいなことを書いていました。それから次第に政治に関心をもつようになって、硬い内容も書くようになったんですよ。

オフの時間は、息子から「なんでそんなに毎日遊ばなきゃいけないの?」と言われるくらいアクティブに行動しています。実際それほど遊びまわっているわけじゃないのですが、なにか動きがないと嫌な性分なんです。3日間なにもないと、ひとりでスーパー銭湯に行ったりするし、「あのラーメンが食べたい」となると、何時でもタクシーに乗って食べに行っちゃう。基本的に、約束して出かけるのはあまり好きじゃない。ただし旅行は別ですね。最近は女友達数人とくだらないテーマを決めて旅行するのが好きで、夏には「全国スピリチュアル巡り」と題して国内数カ所へ行きました。そのうちの1回は私が幹事を引き受けたのですが、面白いかなと思って幽霊が出るという噂のあるホテルを予約したら大ブーイング。しばらく幹事はさせてもらえそうにないです(笑)。

小説を書く際、たばこは便利な小道具。セリフの前にくゆらすたばこの煙の色で情景を表現できます。わたし自身喫煙者で、2年ぐらい前から加熱式たばこも吸い始めました。つい吸ってしまう、そういう人間っぽさがあることで、エッセイでいろいろな人に感情移入したり、小説で誰かになりきったりすることができている気がします。ただ、マナーには気をつけています。たとえ喫煙OKの場所でも、そこに吸わない人がいる場合は「吸ってもよいですか」と聞いてから吸うようにしていますね。

問い合わせ先/JT

www.jti.co.jp

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