日常のできごとを綴る毎日で、
最高の気分転換とは?

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    01犬山紙子エッセイスト

    日常のできごとを綴る毎日で、
    最高の気分転換とは?

    各界で活躍する方々に、それぞれのオンとオフ、リラックス法などについて聞く連載「MY Relax Time」。第1回は、毎月17本の連載エッセイを雑誌に執筆するかたわら、TV番組のコメンテーターとしても活躍中の犬山紙子さん。仕事とプライベートがつながりがちな生活スタイルの中で、どのようにオン・オフを切り替えているのか語ってもらいました。

    写真:殿村誠士 構成:和田達彦

    犬山紙子(かみこ)●1981年大阪府生まれ。2011年に“トホホな美女たち”を描いた『負け美女』(マガジンハウス)を出版。14年に結婚し、17年1月に長女出産。近著に『アドバイスかと思ったら呪いだった。』(ポプラ文庫)

    私が書くことは、その時の興味、関心事がテーマになるので、その内容は自分の人生の歩みによって変遷してきました。恋愛から始まり、いまは育児とそれにまつわる夫婦の関係性が多くなっています。いずれにしても、人とのコミュニケーションがその中心にありますね。また最近は児童虐待について取り組んでいて、これは一生付き合い続ける問題、ライフワークになりそうです。いまはとりあえずSNSでハッシュタグをつくってたくさんの人に拡散してもらって、この問題について考えている人がたくさんいることをアピールしています。活動を通じて仲間もたくさんできましたし、私は書くことが向いているので、これからは取材してレポートすることがメインになっていくと思います。

    エッセイでは日常で感じたことをそのまま書くので、プライベートと仕事の時間はつながってはいるものの、きっちり分けています。一番の気分転換法は、娘の頭のにおいを嗅ぐこと(笑)。それまでバリバリの仕事モードでも、一瞬で切り替わって落ち着くんです。あとはお酒と、さまざまなアパレルのショッピングサイトをひと通りチェックすること。買わなくても、見るだけでストレス解消になります。忙しいと思われがちですが、しっかり遊んでもいます。4~5年前からハマっているのが、ボードゲーム。みんなで競い合うのが楽しくて楽しくて。いつも遊んでいる家族みたいな仲間と週2回ぐらいじっくりやって、月1~2回ぐらいは10数人友達を家に呼んでいろんなゲームをひたすら遊んでいます。

    大勢でゲームをする時、喫煙者はみんな加熱式たばこですが、周囲に配慮して外に出て吸っていますね。私はたばこの煙のにおいがわりと好きなので、バーやスナックに行った時などにフッと香りがするのはむしろ楽しみだったりするんですが、そういう場でもたいていの方は「吸っていいですか」と聞いてくれる。大人だなと感じるし、その気遣いが嬉しいですね。たばこってただ吸うだけじゃなくて、その人にとってはリフレッシュや気分転換になるといった大事なものにつながっていると思います。子どものことなどを考えると、みなさんのマナーがよくなってくれたらいいし、分煙もありがたいですが、一方でここなら吸ってもよいという”聖域”は守られていてほしいですね。

    左:『私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の”どうしよう“をとことん考えてみました』犬山紙子 平凡社 ¥1,404(税込)
    右:『アドバイスかと思ったら呪いだった。』犬山紙子 ポプラ文庫 ¥670(税込)

    問い合わせ先/JT

    www.jti.co.jp