コーヒーを淹れるように、抹茶を点てる日常を。 気鋭のギャラリーが提案す...

コーヒーを淹れるように、抹茶を点てる日常を。 気鋭のギャラリーが提案する「MATCHA LIFE」に注目!

現代の作家6人による新しい抹茶をたしなむ道具がアートフェア東京でお目見えします。写真は青木良太 のTea Bowl¥90,600など(サモワールをのぞく)。

日本の古典美術の代表である「抹茶碗」を主に扱う、東京・南青山のギャラリー「アルテクラシカ」が、抹茶をたしなむ現代の道具一式を発表します。店主・石黒宏一郎さんが提案するコンセプトは「MATCHA LIFE」。茶道の形式にとらわれず、お気に入りの茶碗や道具を使って、日々の暮らしの中で抹茶を美味しく楽しんでほしいという思いのもと、若手注目作家とともに抹茶をたしなむための道具一式をつくりました。

陶器の茶碗は陶芸家・青木良太さん、栗材の折敷は木工作家・川合優さん、白竹の柄杓に煤竹の茶杓と茶筅は茶筅師・谷村丹後さん、磁器の菓子器は陶芸家・新里明士さん、江戸切子の茶入れは江戸切子作家・三代秀石堀口徹さん、そして湯を沸かす金属製のサモワールは金工作家・藤井由香利さん、と6人の作家が参加しています。茶室でなくても自宅のテーブルの上に折敷を置いて道具を設えるだけで客人をもてなせる雰囲気と質を、そして心地よい緊張感を発する道具になるようディレクションした、という石黒さん。この12日から始まる「アートフェア東京」でこの道具一式が披露されます。

石黒さんはギャラリーで開催するワークショップ「抹茶に親しむ会」を始め、さまざまな形で日常生活での抹茶の楽しみ方を伝えてきました。昨年のアートフェア東京で、陶芸家・青木良太さんによる「王様達のTea Bowls」を発表したことをきっかけに、古美術よりも敷居の低い現代作家の作品で、コーヒーや紅茶のように気軽に抹茶を飲むライフスタイルを提案しようと思い、この企画が実現しました。

「僕は毎日、自分の好きな茶碗で抹茶を点てていただくのですが、日常にほんの少し特別な時間を持つことが心の豊かさにもなりますし、実は良い茶碗や道具の扱い方が茶道の合理性や哲学の一端に触れることにもつながるのです。今回のMATCHA LIFEで提案する道具が、茶の湯に興味があったけど始めるきっかけがなかった、という方の入り口になれば」と話す石黒さん。鑑賞するだけでなく、手に取って使うことで感性を刺激し知性を揺さぶる、現代の茶道具というアートに注目しましょう。(小川 彩)

根津美術館近くのアルテクラシカ。アートフェア東京終了後は店内で作品を展示します。古い茶道具も展示されますので、双方の違いを感じる良い機会になるでしょう。

アルテクラシカの店内。

MATCHA LIFE
アートフェア東京 2016
会場:東京国際フォーラム
東京都千代田区丸の内3-5-1  B2F ホールE ブースno.N38 アルテクラシカ
会期:5月12日(木)~5月14日(土)
http://www.artfairtokyo.com
※終了後、作品は同店で展示されます。

アルテクラシカ
東京都港区南青山6-1-6 1F TEL:03-3499-6696
会期:5月18日(水)~6月19日(日)
営業時間:12時〜19時
定休日:月、火
http://www.arteclassica.jp
問い合わせ先/アルテクラシカ TEL:03-3499-6696

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