顔から人の運命を読み取れる!?  映画『観相師』が面白い。

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    「観相」を知っていますか? 統計学をもとに、容貌や骨格などから、その人の性質や運命を判断するというもので、古くは観相学は医学と同じレベルで扱われていた歴史もあります。
    6月28日(土)から公開予定の映画『観相師』は、15世紀の朝鮮王朝を舞台に、そんな観相を行う人(=観相師)ネギョンが主人公となった作品です。田舎で貧乏な暮らしをしていたネギョンは、その天才的な読解力で都へと導かれます。そして高官の信頼を得て、宮中の要職に抜擢されるに至るのですが、その先には国家の運命を左右する陰謀が彼を巻き込むべく待っています。話が進むにつれて、観客はついつい顔を凝視して、ネギョンと一緒に「観相」してしまうはず。もし、映画のエンディングをスバリ的中できたなら、ちょっとした観相力が養われたことになるのかもしれません。(Pen編集部)

    韓国映画振興委員会シナリオコンテストの大賞に輝いた脚本を、『優雅な世界』『恋愛の目的』のハン・ジェリム監督が映像化。本国韓国では週末興行成績3週連続1位を獲得。累計観客動員数913万人を突破した。

    『観相師』

    監督:ハン・ジェリム
    出演:ソン・ガンホ、イ・ジョンジェ
    2013年 韓国映画 2時間19分
    配給:ツイン
    6月28日(土)からシネマート新宿、シネマート六本木ほかにて全国順次公開。