水とともに生きる! ヘリーハンセンの140年の歴史を振り返る「BE WITH “WATER”」展が開催中。

  • 文:和田達彦

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歴史を振り返り、アーカイブスの多数が展示される。

1877年、ノルウェーの商船隊の船長だったヘリー・ジュエル・ハンセンは、小さな工場を開き、船乗りたちのための防水作業着の生産を始めました。それがアウトドアウェアブランド、ヘリーハンセンのルーツ。

ブランド設立のきっかけとなったオイルスキンコートに始まり、140年という長い歴史の中で、時には水に濡れないように、そして時には水抜けが良く、早く乾くようにと、防水性や快適性を追求した数多くのプロダクトを開発してきました。今日も、「人と水の上手な関わり方」をテーマに、海員を始め、ヨットレースや極地探検隊、冒険家へのサポートを通じて培われた知識と経験が、製品へとフィードバックされ続けています。そんなヘリー・ハンセンの140年の歴史を振り返る展覧会が、代官山 蔦屋書店で開催中です。会場では、実際のアーカイブスのアイテムが展示され、このブランドが進化を遂げながら現在のテクノロジーに行き着くまでの過程がよくわかるようになっています。また会期中の5月19日(金)には、「水が教えてくれたこと」をテーマに、水にまつわる作品を撮った写真家・長野陽一氏とヘリー・ハンセンがサポートする海洋冒険家・白石康次郎氏のトークセッションイベントも開催。ブランドの愛用者はもちろん、マリンスポーツ好き、アウトドア好きにとって、ぜひチェックしておきたいイベントです。


「BE WITH “WATER”」
開催期間:〜5月24日(水)
開催場所:代官山 蔦屋書店2号館1階 ギャラリースペース
東京都渋谷区猿楽町16-15
開催時間:7時~深夜2時


■トークイベント
“水が教えてくれたこと”

2017年5月19日(金)19時~(要予約)
予約サイト
real.tsite.jp/daikanyama/event/2017/04/140-be-with-water-helly-hansen.html