舞台芸術の可能性を探求する――。「フェスティバル/トーキョー」が今年も...
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舞台芸術の可能性を探求する――。「フェスティバル/トーキョー」が今年も池袋を中心に開催。

文:泊貴洋

舞台芸術の可能性を探求する――。「フェスティバル/トーキョー」が今年も池袋を中心に開催。

2009年にスタートした『フェスティバル/トーキョー』(通称F/T)は、これまで69万人を超える観客と参加者を集めてきた、日本最大級の国際舞台芸術祭です。12回目を迎える今年は、8カ国を拠点とする12組のアーティストが池袋エリアの劇場や大塚の商店街などに結集。「からだの速度で」をテーマに、演劇、ダンス、音楽、美術などの多彩なプログラムが繰り広げられます。

今回、Penが注目するのは、韓国や中国、そしてポーランドのアーティストが国境を越えて日本とのコラボレーション作品を披露する3つのプログラム。SF的世界観を感じさせるパフォーミングアーツを通じて、未来について思いをはせてみませんか。


『ファーム』

舞台芸術の可能性を探求する――。「フェスティバル/トーキョー」が今年も池袋を中心に開催。

10月19日(土)~20日(日)にあうるすぽっとで上演されるのは、人工生命や再生医療技術が発達した近未来の家族の物語を、韓国演劇の新世代がしなやかに斬りこむ演劇『ファーム』。上演は韓国語で日本語字幕付き。2時間予定です。

再生医療や人工生命が発達した、近未来の世界。遺伝子操作によって生まれた青年とその家族がさまざまな葛藤を抱え、やがて人間の本質を露わにしていく…。2011年に岸田國士戯曲賞を受賞、作家としても活躍する松井周(劇団「サンプル」)が、デザイナーベビーから着想して生み出した戯曲を、韓国人演出家キム・ジョンが舞台化します。キム・ジョンは、韓国演劇界を代表する演出家ハン・テスクのもとで学び、ドンア・ドラマアワード新人演出家賞(17年)、ドゥサン・アーティストアワードパフォーマンス部門受賞(18年)などで注目を集める気鋭。韓国人キャストとともに松井戯曲をどのように解釈し、独創的な演出を見せてくれるのか、注目です。

舞台芸術の可能性を探求する――。「フェスティバル/トーキョー」が今年も池袋を中心に開催。

日本の戯曲に初挑戦するキム・ジョン。作家、演出家、スタッフらが集う「プロジェクト・ホワイル」のメンバーで、猫や学校の彫刻が親殺しの少年のもとを訪れる『お客さんたち』(17年)で韓国評論家協会「今年の演劇ベスト3」に選出されました。

舞台芸術の可能性を探求する――。「フェスティバル/トーキョー」が今年も池袋を中心に開催。

キム・ジョンによる過去の舞台『RED OLEADERS』Photo by LEEGANGMOOL


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