初公開の資料や衣装が目の前に! 松屋銀座で『ウォルト・ディズニー・アーカイブス展』が開催中です。

  • 文:Pen編集部

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東京会場から登場したフォトブース©Disney

「ウォルト・ディズニー・アーカイブス」という部門をご存じですか? ウォルト・ディズニーとウォルト・ディズニー・カンパニーに関するあらゆる資料の収集、保存、調査部門として、カリフォルニア州バーバンクに存在し、その所蔵品は一般には公開されていません。そんな特別なアーカイブスに足を踏み入れたかのような体験ができる『ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語~』が2018年8月20日まで、松屋銀座にて開催されています。

展示されているのは、ウォルト・ディズニー・アーカイブスが管理する衣装や小道具、写真資料といった膨大なコレクションから厳選された約420点のアイテム。実写映画『美女と野獣』、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズで使用された衣装や小道具などの展示品にはアーカイブ担当者のコメントも添えられていて、こぼれ話やトリビアがぎっしり詰まっています。

「集められた資料は新作映画の制作時にも活躍し、クリエイターたちの想像力を刺激しています」と話すのは、ウォルト・ディズニー・アーカイブスディレクターのレベッカ・クライン。「ウォルト・ディズニーはミッキーマウスの記事や絵を集めたスクラップブックを手に、こう言いました。『忘れないでほしい、すべては一匹のネズミからはじまったということを』。その言葉を受け継ぎ、私たちは未来のクリエイションのために、あらゆる資料を収集、管理しているのです」と語ってくれました。

ディズニーファン垂涎の、夢の展覧会。普段は目にすることのできない貴重な資料を、じっくりと堪能しましょう。

映画『美女と野獣』の撮影で使用された衣装、小道具。©Disney

映画『ウォルト・ディズニーの約束』の撮影の為に復元された、ウォルト・ディズニーの仕事部屋も必見。いつか来日したいと思いながらも、ついにその夢は叶わなかったウォルト。その蔵書には歌舞伎の本もありました。©Disney

『ウォルト・ディズニー・アーカイブス展~ミッキーマウスから続く、未来への物語~』
開催期間:2018年8月1日(水)~8月20日(月)
開催場所:松屋銀座8階 イベントスクエア
東京都 中央区銀座3丁目6−1
TEL:03-3567-1211
料金:一般1,500円(税込)
会期中無休
www.matsuya.com/m_ginza