人気マンガ『約束のネバーランド』原作者・白井カイウと作画家・ 出水ぽすかの協業による、シャネルの新プロジェクトが始動!

  • 文:Pen編集部

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「世界を塗り替えるココ」をテーマにしたビジュアル。新しいビジョンを提示して女性たちのスタ イルを塗り替えてきたガブリエル・シャネルと、タイトルにもなっている鏡面のようなイメージだ。リトル ブラック ドレスを着た女性の足元には、油彩の道具を思わせるたくさんのフレグランスボトルが置かれている。©白井カイウ・出水ぽすか/集英社

芸術を愛し、同時代の芸術家たちを支援したガブリエル・シャネル。その精神を引き継ぎ、「シャネル・ネクサス・ホール」では、これまでさまざまな展覧会を開催してきた。

2021年春、その歩みの新たな一章として、『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)の人気作『約束のネバーランド』の原作者・白井カイウと作画家・出水ぽすかの協業によるプロジェクトを展開。日本ならではの文化として世界中で認知されている「マンガ(MANGA)」を、シャネル・ネクサス・ホール独自の視点で展覧会として構築するという試みだ。

話題のマンガ家がガブリエル・シャネルの人生やクリエイティビティに共鳴し、描き下ろしたコミック『miroirs(ミロワール)』を展覧会と同時期に刊行予定。作者たちがシャネルというブランドに触れて綴ったオリジナルストーリーでは、ガブリエル・シャネルのユニークなフィロソフィーや強いパッションを体現する3人の登場人物のエピソードが、現代の東京を舞台に生き生きと描かれている。

展覧会では、コミックのタイトルと同じ“MIROIRS(鏡)”をテーマに、ストーリーに込められたメッセージを立体的に表現。マンガの3つの章に合わせて構成された空間では、作品とともにフレグランスのシャネル N°5、リップスティック、リトル ブラック ドレスなどシャネルのアイコニックなアイテムをはじめ貴重な資料も複合的に展示。作者たちとシャネルとの時代を越えた出合いを追体験することができる。現代に生きるすべての人に向けた、力強いメッセージを感じてほしい。


香水瓶と東京を描いたイラスト。シャネルのアイコンであるリトル ブラック ドレス、クラシックバッグ、ツートンシューズが描かれている。©白井カイウ・出水ぽすか/集英社

写真家のロベール・ドアノーにより、鏡張りの螺旋階段で1955年に撮影されたガブリエル・シャネル。© Robert Doisneau/GAMMA RAPHO

MIROIRS – Manga meets CHANEL / Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか

開催期間:4月28日(水)~6月6日(日)
開催場所:シャネル・ネクサス・ホール
東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
TEL:03-3779-4001
開館時間:11時〜19時30分
入場料:無料(要予約)
https://chanelnexushall.jp


※営業日時・内容などが変更となる場合があります。事前の確認をお薦めします。