せつなさが身に沁みる、ねこの絵本3冊

せつなさが身に沁みる、ねこの絵本3冊

写真:青野 豊 文:Pen編集部

おうち時間が続くいま、大人も子どもも楽しめる絵本を紹介したい。絵本の世界ではさまざまな生きものが活躍するが、ねこもまた然り。それは現実の暮らしの中で、最も近しい存在だからかもしれない。ひととねこ、ねことねこ、せつなさが身に沁みる3冊を開いてみよう。

『ふたりのねこ』

つい先頃、大盛況のうちに東京での個展が閉幕したヒグチユウコ。彼女の初の絵本となったのが『ふたりのねこ』だ。制作のきっかけは「息子と息子の大事にしているぬいぐるみの事を書こうと思ったから」とヒグチ。そう、本書は、生きている「こねこ」とぬいぐるみのニャンコとが結んだ疑似家族の絆の愛しさが胸に迫る一冊。右で紹介した場面のニャンコの涙には、ふだん絵本を読まない男性たちからも「この絵だけで泣ける!」との声多し。グッチをはじめさまざまなブランドや洋画へのキービジュアル提供など、活躍の幅が広がるヒグチの今後に期待したい。

ヒグチユウコ 著 祥伝社 2014年

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