筆も進む!? 作家・読書家のための新施設。

  • 文:鈴木希実

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NEW YORKニューヨーク

筆も進む!? 作家・読書家のための新施設。

文:鈴木希実

書店には常時約3000冊を陳列。カフェも併設。photo: Michelle Rose

2階の落ち着いた会員専用スペースは読書も執筆も捗りそう。これなら会費も払いたい。photo: Michelle Rose

小説家の支援などを専門とする非営利団体「センター・フォー・フィクション」の新館が、ブルックリンにオープンした。数々の有名作家を輩出してきたニューヨークらしい施設だ。
延べ床面積1625㎡、3フロアにわたる建物で、書店、図書室、閲覧室はもちろんのこと、書き手のためのデスクスペースや会議室、イベント用ホールもある。年会費150ドルを払えば利用できる会員専用エリアが2階にあり、ホテルのような贅沢な空間で読書や執筆が可能。誰でも利用できる1階の書店は、ベストセラーから自費出版物まで豊富なラインアップを誇る。街から書店が減るなか、読み手、書き手を問わず、本の世界を楽しめる嬉しい空間だ。

The Center for Fiction

15 Lafayette Avenue, Brooklyn, NY 11217
最寄り駅:NEVINS STREET
TEL:212-755-6710
営業時間:12時~18時(月) 10時30分~22時(火~日)
無休
※カフェ、書店、イベントは会員以外も利用可。図書室、ライタースタジオ、閲覧室は会員のみ。
www.centerforfiction.org